見出し画像

やよいの勝負レース! 〜秋華賞〜

みなさんこんばんやよ🌸

明日は牝馬三冠最終戦、秋華賞の日ですね!スターズオンアースちゃんの三冠達成なるか、それとも三冠阻止するニューヒロインが現れるのか...注目です!

(私のこの世代最推しのサークルオブライフちゃんが頓挫してしまったの、本当に悲しくて仕方がない😭)

秋華賞のポイント

牝馬三冠最後の一冠。皐月賞→ダービー→菊花賞と距離が伸びていく牡馬三冠とは違い、秋華賞はオークスからの距離短縮。オークス好走馬は既に距離適性ありと見れるため、未知の特性は問われにくいレースです。

実際、牝馬三冠のリーチがかかって三冠目に挑戦した馬は1996年(三冠目が秋華賞となって以降)は6頭中5頭が三冠馬になっています。
惜しくも三冠ならなかったブエナビスタ(2009年)も3着で、既に桜花賞・オークスで力を見せた馬に関しては大崩れしない舞台といえるでしょう。

コースの特徴(阪神2000m)

画像2

コースの大まかな特徴をつかむため、横軸に先行馬の勝率(前に行った馬の有利度)・縦軸に単勝配当(レースの荒れ具合)を取ったプロットを見てみます。文字が重なってみずらいですが(ごめんなさい)、青〇で囲ったところが阪神2000mです。グラフの右行くほど先行有利、上に行くほど荒れ傾向です。

(対象データ:過去5年間の1勝クラス以上のデータを集計、全体の平均値で各コースの値を標準化)

阪神2000mは内回り・かつスタート直後に急坂、からのすぐ1コーナーでペースが上がりにくい、という特徴があり、やや前に有利のコースといえます。

直線が長く直線での末脚が求められたオークスとは異なり、前目にポジションを取れる先行力が求められます。後方一気の追い込みはなかなか決まりずらいですね。

10/15(土)の馬場(阪神芝)

10/15(土)の午後のレースの勝ち時計は以下の通りで、いずれも標準より早い時計が出ています。

8R 芝1400m(2勝クラス) 勝ち時計1:20.6
9R 芝1800m(2歳1勝クラス) 勝ち時計1:47.3
10R 芝2000m(2勝クラス)  勝ち時計2:00.7

また、9R,10Rともに後方からのまくり・追い込みが決まっており(9Rは外回りですが)、開幕2週目ながら差しの届く馬場になっていそうです。(時計は早いのに差しが届く、というのはメカニズムがいまいちわかりませんが…)

先週から阪神芝の馬場は刻一刻変化する難しい状態になっているので、明日もぎりぎりまでバイアスの判断は様子を見たいですね。

予想印



上位三頭の能力拮抗、馬場状態によりどの子を上位に取るか直前までかわりそうなため、いったん◎3頭とします💦
最終的な印はレース前にTwitterの方で呟こうかなと思います。

◎スターズオンアース

説明不要の二冠馬。強いです。桜花賞では前の狭いところを突っ込んでこじ開け差し切り勝ち、オークスではスローで縦長という前有利の展開の中大外から差し切り勝ちと、非常に強い内容の勝ちを見せてきました。

クイーンCまでは安定感はあるも勝ちきれない馬、というイメージでしたが、直線でモタれる癖があったせいで、そこが解消されての桜花賞勝ちにつながったとのこと。

スタートに難がなく、オークスのような発走前トラブルがあっても力を発揮できる精神的な強さもあり、決め手もしっかり持っている、と優秀な馬で、順当に走れれば三冠は目の前じゃないかなと思っています。

唯一気がかりなのはやはりオークス後に発覚した剥離骨折の影響。素人目には追いきりの動きを見ても順調に来ていると思えましたが…

当日のパドックでの様子を注意して見ておきたいですね。

◎スタニングローズ

オークス2着馬。桜花賞には進まず独自路線で牡馬と戦ってきて、2月のこぶし賞ではダービー出走馬のセイウンハーデスに勝利するなど実力を見せてきました(オークスで評価できなかったのは痛恨でした😢)

3頭横並びで評価している◎候補のうち、一番安定した先行力があるため、阪神2000m内回りというコースに対応できるイメージが一番つきやすいのはこの子です。

フラワーC、オークスではいずれも1枠から内で溜めての好走で、前に馬を置けないとどうか?と思っていた紫苑Sでもしっかりそのあたりの課題はクリアしてくれました。

懸念点は馬場が外差しになっていそうなので前に前に出していくと内に閉じ込められる不安があるのと、前で引っ張りたい馬が多く前つぶれ展開になる恐れがあるところ。

明日、馬場を見てやっぱり内が残るな…となれば本命になりそうです。

◎ナミュール

最高の末脚ロマン馬ちゃん。

阪神JFやチューリップ賞で見せた末脚の切れ味が本当に優秀で、追ってからの反応の良さ・トップスピードに一瞬でシフトするギアチェンジ能力は一級品です。

ベスト舞台はマイルだと思いますが、2400mのオークスで3着にこれたのは能力の高さがなせる業だったと思います。

長い足を持続的に使うというよりも一瞬の切れ味で勝負するタイプなので、内回りコースの短い直線をスパッとなで切るレースができるんじゃないかと。

懸念点はやはり何といってもスタート。ある程度ポジションを取りたいコースながら出遅れ不安が常に付きまとう馬なので、開始2秒でレースが終了してしまう可能性をはらんでいます…

とはいえ、馬場が顕著に外差しに振れていれば出遅れからでも差し切る力はあり。こちらは外差しなら本命候補、と考えています。

【◎候補まとめ】
基本はスターズオンアースを最上位評価。
内前バイアスなら→スタニングローズ
外差しバイアスなら→ナミュール
の評価を上げたいと思います。

以下、相手を。

△プレサージュリフト

末脚ロマン娘ちゃんその②。

クイーンCを取ったときは桜花賞・オークスどちらかを取れる器だと思っていましたし、今でも末脚の絶対値は上位3頭に引けを取らないと思っています。

オークスではスタートアオりながらも中段前目につけ、しっかり足を延ばしていました。ただラスト1Fでは距離の壁があり失速してしまった様子で、今回の距離短縮はプラスに働くかと思います。大外枠も馬場が外差しならマイナスにはならないかと。

とにかくスタートを決めて中団くらいにつけてほしいです。

△ライラック

土曜日時点の馬場なら、デムーロ騎手特有のまくりが決まるコンディションで、ライラックもそれに応えるポテンシャルはあります。

前走の紫苑Sでもイン前の強い中山の馬場で前に行ったスタニングローズを追い詰めていますし、逆転の可能性はあります。

☆サウンドビバーチェ

紫苑Sにてスタニングローズにタイム差なし、ライラックには先着しており、12番人気はさすがに軽視されすぎに思えます。春にはチューリップ賞で4着(桜花賞2着のウォーターナビレラに先着)と地力はあり、外枠が過剰に嫌われるなら買いたい一頭。

【おまけの本音】
今日の馬場が継続するなら一番買いたいの、やっぱりサークルオブライフちゃんですよ(泣)

おまけ① 各馬タイム指数の分布

各馬タイム指数の箱ひげ図。指数的にはスターズオンアース、スタニングローズ、ナミュールが実力上位。プレサージュリフト、ウォーターナビレラがこれに続きます。(スタニングローズのオークスは外れ値扱いされていますが…)

画像1



以上です!

最後まで読んでくれてありがとうございました🌸

牝馬三冠馬の達成チャンスを見守るのは初めてなので、明日はどきどきしながら見守ろうと思います!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?