やよいのレース回顧 ~阪神JF~

みなさんこんばんやよ🌸

阪神JF、サークルオブライフちゃん勝ちましたねえ~🥰

未勝利戦の勝ち方に度肝を抜かれて追っていた馬だけに、今日の勝ちはとっても嬉しいです!👍

本命馬が頭だったのに相手不在で収支は+100円とほんのりだったのはナイショ。

いつもはtwitterでツリーを伸ばして回顧していますが、今回は色々と振り返りたくなったので回顧記事にしました🙌

(予想記事は毎週出しますが、回顧は不定期予定ですw)

レース展開

逃げるか控えるか注目されたパーソナルハイは先手主張せず。トーホウラビアン、ウォーターナビレラが押し出される形でハナに行きかけましたが、ダークペイジがこれらを制してハナに立ちました。

パーソナルハイが主張せず、前の争いが激化せず隊列は決まったため、例年の阪神JFに比べてペースは緩みましたね。

今回:12.2 10.4 11.5 12.3 12.6 12.1 10.9 11.8 (勝ち時計:1:33.8)

2020年:12.4 10.8 11.7 11.9 11.9 11.2 11.4 11.8(勝ち時計: 1:33.1
2019年:12.2 10.5 11.0 11.8 12.0 11.2 11.5 12.5 (勝ち時計:1:32.7)

トラックバイアスは完全に外優位で、各ジョッキーかなり内を空けて進路取りしていました。決着タイムも去年・一昨年より遅かったのは、ゆったりめのペースだったことと、ロングラン開催で時計のかかる馬場状況になっていたからでしょう。

ペース的には先行馬が有利な展開でしたが、トラックバイアス的には外差し優位と、足してトントンでしょうか。特段恵まれて馬券内に来た馬や、極端に不利になった馬はいないような印象です。

また、スローで行った割に上がりはかかっており、スピード能力よりもタフさが求められるレース質になりましたね🤔

各馬パフォーマンス

1着 サークルオブライフ

完璧なレース内容でしたね。Mデムーロ騎手のサークルオブライフの能力への絶対的な信頼が見て取れるレースでした。

出遅れることなくスタートし中段につけ、内に入れるよりも安全に差し脚が使えるよう外目回しを選択。それなりに外を回され、内を通った馬より距離ロスはありましたが、よく伸びる外差し馬場も味方につけ最後までしっかり伸びました。

スタートしてから普通であれば内に入れていくところ、デムーロ騎手が取った進路は外。最後の外差し決着を思い描いていたからこそ、包まれないための進路取りですね。多少外を回して脚を使ってもサークルオブライフなら大丈夫という信頼の表れでしょう。

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(JRA パトロールビデオより)

懸念されたスタートと長距離輸送については、予想noteに書いた通りになったのでちょっとドヤ顔です☺️

スタートに関しては、サークルオブライフ自身が発馬を覚えたようなので、今後も問題なく出てくれるでしょう!

輸送に関しては、「国枝厩舎は輸送メソッドを確立していそうなので問題なし」と判断していましたが、まさか当日+-0kgのドンピシャで出てくるとまでは思いませんでした💦

(叫ぶ桜宮やよいのTwitter回顧)

アルテミスSでは東京のイン有利高速馬場、今回は阪神のタフ馬場と、両極端な馬場でいずれも好走出来るのは能力の絶対値の高さによる所でしょう。クラシック戦線では軸に据え続けていいのでは?そう思わせてくれる勝ちっぷりでした。

ただし、例年は桜花賞に直結しがちな本レースですが、今年はロングラン開催の影響により桜花賞とは違う馬場になっていそうなことは注意ですね🤔

2着 ラブリイユアアイズ

スタートはそれなりに出て、中団から。団野騎手は600m標識手前辺りから手が動き始め追い始めましたが、なかなか上がってこず。手応え怪しいか、と思いきや徐々に徐々に伸びていき、結局最後まで失速せず2着まで伸びきりました。

前走の京成杯でも直線でなかなかスピードが上がらず、ようやくスピードに乗ったというところで先行馬に雪崩こまれてしまった格好でした。100mの距離延長と、タフ寄りの今の阪神の馬場がうまくマッチしたイメージですね。

キレよりは持続力、距離はマイルよりあっても良さそう、とこの馬の適性ゾーンは見えてきたかなという感じです。

ロゴタイプ産駒唯一の勝ち上がり馬ですので、今後も活躍して言って欲しいですね。

3着 ウォーターナビレラ

スタートよく飛び出し、離して逃げ・番手のダークペイジ・トーホウラビアンを見ながら3番手で運びました。直線では早め抜け出しの分目標にされた所もありますが、距離ロスなくゆったりめのペースで運びながらラスト失速してしまったところを見ると、距離かタフ馬場への適性どちらかが足りない可能性はありますね。

この馬のストロングポイントとしては、いつも安定して前目で競馬できるスタートと操縦性の良さですね。

今回のメンバーは今年の牝馬クラシック戦線でも中心になるメンバーかと思います。ナミュール・サークルオブライフ・ベルクレスタと有力どころに出足良くない馬が揃っていますから、安定して前につけれる上にハナ争いでムキにならないことは大きな武器になると思います。

桜花賞が内有利の馬場で、内目の枠を引ければ逆転もありうるかな、という印象。

5月生まれなので今後の成長によりまた違う形が見れるかもしれませんが、現状では「操縦性・レースセンスに長所あるも勝ち切りには馬場か枠の手助けが欲しい」という評価になります。

4着 ナミュール

当日馬体重-10kgで不安がよぎったところですが、それがそのまま気の悪さに繋がり、大出遅れを招いてしまいました。

出遅れがありながらも、内の荒れに荒れた所を通って上がり最速の33.6という脅威の末脚(サークルオブライフは外の伸びる馬場を通って33.6)。ウォーターナビレラをあわや捉えかけ、やはり持った能力は素晴らしい一頭だなと感じさせました。

ただ一点、次戦以降馬券としては取り捨てが非常に難しくなった印象です。今日のレースは誰が見ても1頭抜けて強い印象を与えますので、次以降も普通に1人気になりえます。出遅れは今回が突発の事故ではなく、ゲートには前走でも課題があり、そこが解決していないまま。

今回は中2週という臨戦過程、そのストレスに伴う馬体重-10kgが悪さをした面もありますので、当日の馬体重とパドックは要注意です。

現時点での評価としては「圧倒的な能力をもってはいるものの馬券的に扱いが難しい馬」といったところになります。

5着 ナムラクレア

スタートよく飛びましたが、逃げたい馬を行かせて番手へ...という所まではよかったのですが、そとからどんどん前に馬を入れてしまい、取りたいポジションを失ってしまったのが痛かったです。

レース展開の欄で書きましたが、今回は「前優位の緩めのペース」かつ「強い外差しバイアス」です。最内を通ってかつ直線最後尾にいた本馬は「最も恵まれなかった馬」という印象。

その中で掲示板を確保したのは立派です。

また、予想noteでも書いた通り、前走と追い切りで我慢させる競馬を覚えさせた甲斐があり今日はほとんどかかっていませんでした。

今回1600mという距離への対応も出来ましたので、馬場か展開どちらかが向けば十分逆転可能。今回の5着で評価を落とす必要はなく、引き続き狙っていきたい1頭です。

6着 ベルクレスタ

スタートは普通に出ましたが、行き足が付かず後方から。後ろで溜めて末脚にかけるか、ポジションを上げて挽回するかの選択になりましたが、松山騎手はポジション上げを選択。馬群が固まって横に広がったところの外を回す結果になり、全馬の中で一番ロスのあるコース取りになってしまいました。

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(終始外外回されるベルクレスタの図。JRA パトロールビデオより)

出足が特別いい馬の印象はありませんでしたが、後方からの競馬になるような馬でもないので、松山騎手としても計算外だったと思います。

ポジション押し上げに足を使った+ロスのある進路取りのダブルパンチで、最後の直線では足が残っていませんでした。

それでも大崩れはしていないのでやはり能力は高いと思いますが、先行〜中団で早め抜け出しの王道競馬が持ち味なだけに、行き脚がつかなかったのは今後の不安材料ですね。

終わりに

以上です!🌸

レース回顧の記事は初めてでしたが、読んでいただきありがとうございました!🥰

来週は牡馬の2歳王者が決まる朝日杯FS。私の推しはダノンスコーピオンくんですが、セリフォス・ジオグリフとライバルは強力です。どんなレースになるか楽しみですね!🌸

ん?朝日杯FS?

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覚えててくれると...嬉しいです🥰

それでは、次回の予想noteでお会いしましょう!

桜宮やよいでした🌸




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