ムビナナスタッフ舞台挨拶<音響回>備忘録

諸注意

・せっかくメモ帳片手に参加したので自分の備忘録として羅列しているだけです。あとnote初めて使ってみているので勝手がわからん。
・敬称略の部分が多々ありますことをご了承ください。
・発言の順番が前後していたり、発言者が間違っている可能性があります。
・発言はニュアンスです。
・公式からレポが載ると明言されているので、そちらを待つ間のおつまみ程度にとらえてくれると嬉しいです
・演出回はこちら

日程・参加者(敬称略)

・2023年7月13日 新宿バルト9 18:30の回(<Day1>Dolby Cinemar®版 通常上映)
・錦織博(監督)、山本健介(監督)、濱野高年(音響監督)、大寺文彦(録音調整)、下岡総吉(エグゼクティブプロデューサー)、十河大和(音楽プロデューサー)

並び順とか服装とか

・公式のツイート引用。登壇は左から下岡P、十河さん、錦織監督、山本監督、濱野さん、大寺さん。
・十河大和さんの本名が「そごう やまと」とだそうで、「そごう→5」「やまと→2」「漢字の十→10」にちなんでリストバンドを付けられていたそう。「奇跡の足して17!そしてこれはリスポの大和!(右腕を前に持ってくるポーズ)(どや顔)」かわいかった。
・大寺さん4XLのTシャツがなく白Tシャツに「ありったけの缶バッジ(16個)つけてきました」。(下岡P「Tシャツ足りなかったわけじゃないんだよ!」)
・大寺さんの両手に100・1000、山本監督の両手に4・5のリストバンドがついていることには触れられず。推し…?

下岡Pの前髪

左側がピンク、右側が赤。
もちろんIncomplete Rulerイメージ。
左を4回、右を2回ブリーチ
どなたの発言か思い出せないんだけど「2~3日前まで金髪でしたよね?」→下岡P「そう、今日に合わせた!」とのありがてぇ会話。
美容師さんに「左はこう!右はこう!この色!」と画像を見せてお願いしたそう。
下岡Pこの舞台挨拶通して終始ただのアイナナオタクだった。最高。

挨拶まわり

下岡P「これどこまでいじっていいのかな…別所監督~(お手振り)」(会場内拍手)

山本「TRIGGERのMCで『毎回違うライブ』と言っていたが応援上映はまさにその通り。自分が見に行っても毎回違うライブに感じている」
錦織「そういう作品を目指したというのはもちろんある。でも現実でそうなっていることは本当にうれしい」
山本「マネージャーの皆さんと『作り上げている』感がうれしい。自分もこれからも応援上映観に行きます」

下岡「チネチッタの応援上映観に行ったんですけど、みんなの声援と光の洪水を見ただけで始まった直後に号泣しちゃって。本編開始前に泣きだす男がいる状態に(笑)」

大寺「結構いろいろな仕掛けをしているんですけど、すごいみんな細かいところまで気づいてくれてて。もう気づかれてないところ無いんじゃないか?ってくらい」
下岡「しかもみんな見つけたところすごい褒めてくれる」
大寺「いーい人たち!!」(この言い方すっごい好きだった)

備忘録(前半)

(以下たしか錦織監督の発言)
「下岡Pの方からDay1、Day2でやりたいと提案があった。
最初は何曲か違うだけでもいいのではと考えていたが、せっかく2Daysなのだからと曲が増えていった。
MCもはじめはもっと短かった。でもそれぞれ入ってる客は違うだろうし、やる側だって気持ちや発言は変わるだろうと。
江口さんも舞台挨拶でクレイジーだって言ってたけど。
それで最終的に都志見先生にこういう形で書き下ろしてもらった。」

下岡「最初企画したときから、誰一人として『無理だよ』『できないよ』って言わなかった。それが本当に嬉しかった。みんな『どうしたら実現できるか』『どうしたらより良くなるか』を考えてくれた」

十河「(Pieces of The Worldについて)4グループがアッセンブルしていて、誰かに偏らない、新しい楽曲を作りたいと取り組んだ」
(英語技能0なので「アッセンブル」の意味がすぐ分からず思考停止しちゃったからアッセンブルまわり聞き漏らし多い気がして悔しい…)
下岡「インストが納品された時点ですごくて(膝がくがくさせながら崩れ落ちかける動作その①)、ここに真崎さんの歌詞が来ちゃってまた(膝がくがくさせながら崩れ落ちかける動作その②)、これだけでも本当にすごいのに。それで俺自身もらったMidiと歌詞合わせて想像で歌ってたの。それで後日完成版もらって(膝がくがくさせながら崩れ落ちかける動作その③)」

下岡「そういえばチネチッタでPieces of The World見てた時にトウマがこう、腕を振りかぶるめちゃくちゃかっこいいシーンがあったの。それでもう一度見たくて家で映像流したの。…無かったんだよね……」
山本?「そんな場面作ったかなって思っちゃいましたよ(笑)」
下岡「この中でそのトウマのかっこいい見た記憶ある人います?いたら俺と同じ夢を見ているんだ(笑)」
(三月が前のめりに右腕掲げて飛び出すポーズに似てたからそこ辺りだろうか…?)

下岡「Incomplete Rulerでみんな泣いてるでしょ?そこからの『りくぅ~(三月駆け寄りポーズ真似つき)いいよね』
濱野「収録についてはこれまでキャストのみんなが培ってきたものがあるので、雑に言うと投げた。
セリフの種類をざっくりいうと①脚本にあるもの②映像として狙っているもの(Day2MC環の7ポーズしながら「7に見える?」など)③反応などのアドリブ。
この映画はDolby上映が前提となっている。
画面外でも何かしら誰かは行動・反応している。それはリアルのライブを想定したときに必ずあるもの。
そのため収録時間はめ……っちゃくちゃ長かった。でもそのおかげで両監督の「これやー!」がもらえた。
キャスト人も最初は戸惑っていた。でもノってくると「こういうことか」と理解してくれた。
自分が三月だったら、百だったら、陸だったらと、みんなが考え始めた。このあたりで意見交換やディスカッションが活発になって、どんどん時間が伸びていった。
キャラクターを作るのに、モーションアクターにダンスだけでなくモーションとともに声を付けてもらった。これも大変だったと思う。それをもとにキャスト陣に入れてもらい、この後で映像組が関わって…といろいろな人の行程が入っている」

下岡「ムビナナ公開後に羽多野さんと別件で収録したとき、『作品を見ているとライブ映像とか入ったときは特に自分の声と周りの音響が混ざることがある。でも今回声が「粒立っている」のが本当に嬉しい』と言われて思わず泣いた」

下岡「エンディングでみんなスタッフにも『よっ』とか声かけてくれる時あるじゃない?そこにいる大寺くんの時は『よっ、アトモス!』ってかけごえかけてあげてください」
(缶バッジでDolbyの立体スピーカーを体現しているなどのいじられ方をして最終的にアトモスの化身?ドルビーの化身?になってた)

下岡「本当は告知で曲を見せたくなかった。『いやだ、最後まで一曲も見せたくない』って。『どうやって告知するんですか』と怒られた。じゃあPieces of The Worldだけ…って。でもそれ以外は絶対出したくないって」

錦織「TOMORROW EViDENCEで16人が集合する流れは後から決まった。本当はIncomplete Rulerで陸が1人になって、7人が集合・歌唱→MCで全員集合の予定だった。でも作業中に頭の中で曲中に全員が合流してきちゃった。楽曲データ?も7人版でできてしまっていたんだけど、『集合しちゃったんだよね~』って。ブラホワの優勝曲を全員で歌うエモさみたいなのがあるよねって。この部分だけじゃなく『この人ならこうするよね』というのが浮かんでくることが多かった」

5.1チャンネル事件まわり

もともと最初に作ったのがDolby仕様。そこから5.1ch→2.0chと下げている。
Dolby用を撮る環境が日本に二か所しかない。
下岡「名前は伏せるけど超有名作品と超有名作品に作業日程が挟まれていて時間も限られていた」
大寺11:00入り、他が12~13時入り。気づいたら朝だった。「最高の夜明けだ!」状態。
いちど全編通してチェックし、各自修正点を挙げて修正作業に入った。
Day1は94分。作業は倍くらいかかると言われていて、3時間くらいで作業は終わるはずなのに大寺が全然出てこない。
下岡がのぞきに行ったら監督が真横で「今のところちょっと…もう一回見せて」とワンシーンごとに調整・確認を繰り返してカットバイカットで作業してる。3時間くらいでは「まだ夜が明けてない」。(TRIGGER部分に到達していないという意味?)
目標が「朝5時で切る」に変更になった。
下岡が6時にその場を後にしなければならず、出たときにスタッフに「あとどのくらい(人数)残ってます?」と聞かれて「いや自分以外全員います…」と。
(結局何時に終わったんだこの作業…)

Dolby版が完成し、そこから5.1ch版を作って下岡に対する試写へ。
下岡「見始めて(あ~~)と思ってたら10分くらいで濱野さんが様子見に来て。どうですか、はっきり教えてくださいと言われたので『これは…駄目ですね…』『ですよね~~止めて止めて~!!』って」
大寺「(Dolbyから落とすと)こうなるのか~~~~(頭抱え)って思いました」
最初にDolbyで作ったので内容自体が結構特殊なつくりになっている。
5.1chに落とした時こんなにひどくなるのかと。
でも5.1chの方が上映回数が多い。じゃあってほぼ全編作り直しに。
大寺「だって楽しんでほしいじゃないですか」

備忘録(後半)

錦織「どこかでやっているライブを見ているのか、自分自身がライブを見ているのか、どちらの設定で作るのかで全然違う。自分たちはライブを一緒に体験しているものを作りたかった。自分たちはライブ映像に詳しくなかったので、有識者に教えてもらって音圧のために客の歓声は必須とか、そういうことを教えてもらったのでこだわった」
下岡「でも自分が『Incomplete Rulerではみんな静かに聞いてると思うんですぅ…』って戦ったりとか(笑)」
山本「かなりの音声(肉声)を録ったけどどこまで入れるのか迷った。ほとんど残してあります。自分がDay1ナギの『アマーノガワ』を絶対に残したくて(笑)。普段は錦織監督が足し算して自分がちょうどよくなるように引き算していくポジションなんですけど、ナギは残してもらいました。錦織監督はいらないんじゃないかって言ってましたけど残しました(笑)」

十河「今後も一人でも多くの人に見てもらいたい。今見ている景色は、マネージャたちに連れてきてもらったと思っている」

大寺「Dolbyはいちエンジニアがやりたいと言って簡単に出来るものではない。『マネージャーたちなら絶対見てくれるから』と偉い人(下岡見つつ)がGoを出してくれた。本当にいい経験をさせてもらいました」

濱野「自分は本当に何にもしていないんですけど(周りからいやいやいやいやされてた)、でもかかる時間もプライスレスだなって。錦織監督とは10年以上の付き合いになるんですけど、聞いたときに『そっかー(ちょっと遠い目)』ってなって(笑)でもそれなら自分が落としどころを作る仕事をすればいいんだなって明確に思っていました。またこういう映画作りたいです!大変だけど!(笑)」

山本「しゃべり足りない…。(下岡「俺しゃべりすぎちゃったよねごめんね」)今後も応援上映通ってまだまだ一緒に楽しみます」

錦織「Dolbyは本当に満足のいくものになった。応援上映や4DXなど様々な展開があるので他のバージョンもぜひ楽しんでください」

下岡「マネージャーに見てもらって初めて完成品になるとずっと言ってきた。1回1回完成している。これから先も完成していく。
数字的なところで、関係者が反応してくれたりもして、自分たちも嬉しい。
この先のアイドリッシュセブンを見せるための企画だった。
映画館でマネージャーを見て、ほかの地域とかはなかなか見に行けないけど、みんなが完成させている。
色々なところでインタビューとか受けてるけど語り足りない!どこかで5万字インタビューとかどうですか」(会場拍手喝采)

終わり

出演者撮影タイムとなり皆さん各々で7の作り方違っててちょっと面白かった。というか撮影が完全に記録用のスマホだったから本当に映像とかに残す気ないんだなってわかってぐぬぬぬぬぬ…。
舞台挨拶が終わりとなりBGMにPieces of The Worldを流しながら皆さんがはけていかれる中で、下岡Pが転げ落ちそうな勢いで踊ったり関係者席にファンサして、最後は扉前で深々と一礼される姿が印象的でした。
自分がこの日Dolby初体験だったこともあり脳みそ沸騰しそうだったけどめちゃくちゃ楽しかったです。すばらしいひと時をありがとうございました!

スタッフインタビューリンク(自分用)

・両監督(前編)

・両監督(後編)

・美術監督

舞台挨拶公式レポ(自分用)

・初日舞台挨拶Day2

・グループ挨拶 Re:vale

・グループ挨拶 ŹOOĻ

・プレミアム上映会

・グループ挨拶 IDOLiSH7

・スタッフ舞台挨拶 音響編

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