雑記 375 今週の花、入荷

画像1 ラッシュアワーが終わり、少し遅い朝、シャッターを開けたてのフラワーショップの前に、台車に乗せられた花々が届く。水の入ったバケツにぎゅっと詰め込まれている初々しい花々。
画像2 高円寺駅北口にあるフラワーショップは、面積は広くなく、JR改札前の北から南へ抜ける道の左右に分かれてある。向かって右側は、鉢植えやブーケが多く、左側は、切り花が多い。これらの花々ががどのように配置され、店に並ぶのだろう。
画像3 薔薇も少しずつ、色や種類の違うものがあり、花束に作られて、売られるものもあるだろう。
画像4 新宿東口にちょっと魅力的なフロリストを見つけたが、普段通る道ではないので、わざわざそこまで見に行くことは少ない。私は勿論花も好きだが、花屋が好きで、花々がどのように空間を埋め、飾られるのか、どのような色で空間が彩られるか、花屋の人の感性を感じるのが好きだ。以前は、もうこの花屋に来れば満足、そのまま花の香に包まれ、いつまでも花屋の中にいたい、という店があったが、突然移転になって、なくなってしまった。
画像5 移転先では、もう前のような感動を覚えるディスプレイには出会えず、以後、昔の感動をもう一度味わいたくて、期待しつつ、あちこちの花屋を覗く。高円寺のフラワーショップは、特別な店構えではない普通の花屋の中では、少し面白い。これらの花々がどのように形になるか、楽しみにしている。
画像6 ふと蛍のことを思い出した。今は蛍の季節。3年前の今頃、米原に近い田舎で、蛍を見た。用水路の向こうから、この世の生き物とは思われない光る蛍が、ふわりふわりと飛んで近づいてきた。それは、この世の出来事でない気もしたし、今はない人の魂を乗せて近づく小さな舟のようにも思えた。
画像7 関東甲信越地方、6月6日、梅雨入り宣言があった。

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