雑記 75 京都銀閣寺道の私設圖書館

画像1 京都市バス「銀閣寺道」からすぐ。私設の圖書館。利用料金は、2時間250円、1日650円。入ると、席までお茶を入れて運んでくれる。コーヒーの券がついており、その券を使ってお金を払わなくてもコーヒーが飲める。おかわりは有料。
画像2 中にはいろいろな本が置かれ、休憩室もある。机は長い板で、隣との間は衝立で区切られている。食べ物や飲み物、パソコンも持ち込み可能。家で落ち着いて勉強の出来ない学生さんや色々な事情で一人になりたい人など、来館者は様々。私は、ここでヘッドホンで音楽を聴きながら何度か作業した。静かで、気持ちがあちこちに散らず、捗る。
画像3 コロナのため閉館していたが、利用可能になったというお知らせが入り口の扉に貼ってあった。受験の近づく時期、有難い空間だ。以前利用した時、隣の席で、受験生とおぼしき若い人が、おにぎりとペットボトルを机の上に置いて、赤い表紙の大学別過去問題集を真剣に解いているのを見たが、努力が実ってほしいと心から思った。こういう空間を長い間苦労して提供してくれている圖書館長には、心底頭が下がる。図書館から出たバス停の先から、「哲学の道」が始まっている。
画像4 圖書館を出て、銀閣寺方面を仰ぎ見ると、大文字の「大」の文字が山の上の方に見える。夏はこの「大」が一番に点灯される。清々しい秋の1日、夏の間、緑色1色だった山は、今は紅葉でところどころ色が変わっていた。

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