雑記 183 茅の輪巡り

画像1 茅の輪、制作中。6月27日、京都平野神社。茅の輪くぐりは、毎年6月30日に行われるのが一般的だ。この日は、1年の半分が過ぎた6月の晦日(みそか)にあたり、「夏越の祓(なごしのはらえ)」と呼ばれている。6月の晦日に行われる「夏越の祓」は、12月の大晦日である31日に行われる「年越の祓」と対になる神事で、夏越の祓と年越の祓の2つを合わせて「大祓(おおはらえ)」と言う。どちらも災厄を祓い清める儀式。
画像2 京都北野天満宮の茅の輪。6月25日。「御誕辰祭」は「夏越天神」とも言われ、真夏を迎えるにあたって無病息災を願う「大茅の輪くぐり」が行われた。コロナの今年は、特に、その思いを持って、茅の輪をくぐる人が多いだろう。「祓へ給ひ 清め給へ 守り給ひ 幸へ給へ(はらえたまい きよめたまえ まもりたまい さきわえたまえ)」と唱え、8の字を描くように一周半、定まった廻り方をする。心からコロナが収まってほしいと思う。
画像3 宝塚市伊和志津神社。

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