雑記 233 狛兎のいる神社

画像1 浦和の調(つき)神社。朝廷に献上する貢物を運び入れるのに邪魔とのことで、鳥居が取り払われた、という。昔はどれだけ大きな貢物を献上していたのか。もともとは、神社でなく御倉だったそうで、邪魔、と言って鳥居を取り外すことがあるのだ、と驚いた。
画像2 狛犬の代わりに、狛兎がいた。どちらの兎も、キリリと口元を締めていた。
画像3 この神社には松の木がない。昔ここに姉弟がいて、弟が大宮に行って帰ってこないので、姉が「待つのは嫌だ」と言ったので、松の木がないのだと言う。
画像4 境内の手水も兎だった。祀られている神が兎の守り神かと言うとそうでもないらしい。ただ、調神社という名で、月の使徒が兎であるからとあって、後で知ったが、この神社に詣でるとツキが巡ってくるらしい。蚊がいない、蝿がいない、などと七不思議と言われる現象があり、いわゆる神社という私の理解からは外れている。初めて出会った、変わった神社。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?