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雑記 1033 昨日のOさん宅の月下美人


昨日午後、咲き始めていた月下美人。夜のうちに咲いて、朝には花を閉じた。脱力してぶら下がっている姿は、全力で咲いた後の疲れの姿とも見えるが、昨夜は華やかに咲いたに違いない。
見ると、昨日はなかった極小の蕾が葉腋から幾つか出ていた。
小さい。数えると、今日は六つほど。
この勢いで行くと、明日はもっとたくさんの花の芽が見られるだろう。
その蕾が、みるみるうちに大きくなっていくのが、分かり、早回しの映像を見るようである。
地面近くに、ここにも。書いているうちにふと思ったのは、こんなにも沢山の花がついたり、実がなったりするのは、今年の異常な気候のせいかも知れない。
新青梅街道近くの地主さん宅の椿の実。
ひとつひとつの大きさは、巨峰より大きく、ピンポン玉より小さい。こんなに沢山実を付けている椿を見るのは、今までなかったことだ。異常な暑さの続く今年の気候のせいで、植物は生き残りの手段を準備しているのかも知れない、とまた思う。
こちらはTさん宅の江戸椿の実。木は古くもう50年以上経っているが、樹高は、人の身長より低い。今年何年ぶりかにたったひとつ結実した。木の実は、出来たら教えてね、と何年も言い続けていたのだ外、実がつかず、木が古いと実をつけることも少なくなるのかもとは思っていた。
昼ひなかの道路に落ちた木漏れ日。桜の木の葉の小さな穴を通して、道に映すのは、太陽の丸い姿。日食の時は、三日月のような影が沢山落ちて、笑った口元だらけで、道が笑っている様になり、落書きのようで楽しいものだが、今日のお日様は本当に丸い。

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