雑記 367 棘に注意

画像1 「親の小言と茄子(なすび)の花は 千に一つの無駄もない」と言われる。花が咲いて実になる確率が高いことを言う諺。今日スーパーに並んでいたナスは、採れたてのピカピカ状態。どこも傷ついたり、凹んだり、萎びたりしていない。周りの景色をピンと張った黒紫色の顔に映していた。ひとつ50円。思わず手を伸ばし、注意書きに、気がつく。「棘に注意!」。ヘタと言われる部分に棘があり、思いの外、鋭い。うっかり触ると刺さる。これは花が咲いた時の萼の部分。ナスなんか、と思って手を伸ばし、怪我をする客がいるので、わざわざ書いてある。
画像2 隣にはキュウリ。思わず指で触れて触りたくなるほど、みずみずしい突起。売り物だから、本当は買わないものは、触ってはいけないのだが。側面についた突起が、畑で採られたその時のまま、お互い触れ合って鋭さを失い丸くなることなく、頑張っていた。はい、勿論、手は出さず、見るだけにしました。ナスは買いました。
画像3 そして、トウモロコシ
画像4 新玉ねぎ
画像5 カボチャ
画像6 長茄子、と、今日のスーパーの野菜の棚は、元気いっぱいの夏の野菜で溢れていた。

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