雑記 258 そして月食

画像1 始まりがあれば、必ず終わりがある。
画像2 白樺は、樹影を地に落とし
画像3 富士はたおやかに聳え立つ。
画像4 ホテルの軒下に吊るされた、干し柿。
画像5 好んで寄るショップに新入りした不思議な人形達。
画像6 帰り道渋滞に巻き込まれ、前方を見ると、月食が始まって、月が半分になっていた。昨夜クッキリとエッジの効いた輪郭を持って煌々と地を照らしていた月が。
画像7 車窓の前、右、左、と、道がカーブするのに伴って、月は出現場所を変え、三日月のように細っていった。
画像8 都会に戻り、また日常に戻らねばならない、という残念な気持。やがて、再び、月は丸く戻り、地上の人や街を、隔てなく照らす。

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