雑記 870 サンリス、フランス中世の町

画像1 パリの北に位置する町。中世には王たちの住居が置かれ、今でも建物はそのままで、時から取り残されたような空間である。大聖堂のある旧市街には、ガロ=ローマ時代や中世の城壁に囲まれた狭い通りと古い家屋が並ぶ。パリから1時間、パスに乗り換え20分、簡単に日帰りできるのかと思ったら、とんでもない。タクシーなど通るはずもない、タクシーを呼ぶ専門の電話(壊れていた)があってもフランス語が出来ない。1日数本というバスにやっとの事で乗り、助かったと思った記憶。10年前の話。
画像2 この絵は、イラストレーター松本元氏によるサンリスの教会。すごくよかったと勧められて、私も行ってみようという気になったのだが、我が家では、階段の踊り場の壁に町の絵がかけられ、ここから、フランス中世への扉が開いている。

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