雑記 1046 物集女

画像1 これを何と読むか?京都の地名。読めれば通、というが、どうしたって、「ものあつめおんな」って読める。正しくは「もずめ」と読むそうだ。いかにも、石でも木の実でも、何でもカラスのように拾って集めるあなたのような女を言うのだよ、と言われている気がする。
画像2 土師氏には、4つの分家があり、菅原、秋篠、大江、そして「毛受(もず)」。 百舌鳥古墳群を造った、この「毛受」の人たちが移り住んだことにちなんで、やがて漢字が変わり「物集女」という地名になったと言う。だけれども、その地の電話ボックスの中には、このようにある。あそこのおばさんは、何でもかんでも拾って溜め込んでいる物集女で、それが姓なら、名は「クヅ子」だな、と勝手な想像が渦巻いて妄想物語が出来上がってくる。

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