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ムスメのいろいろ

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小6で発達障害(ASD)と分かる。知的発達の遅れがないグレーゾーン。外から見たら、どこを切っても普通にしか見えない。困り感を悟られないよう必死で隠して生きている。1日1タスク。1…
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2022年4月の記事一覧

身体障害はずるい、と思う理由

ヘルプマークが仇に!?  ムスメが都内のサポート高校へ通うことになった時の話です。 朝の満員電車に不安を抱えるムスメの為、「ヘルプマーク」を貰いに離れた市役所まで行ってきました。マークの効力は知りませんでしたが、見た目にわからない虚弱体質なムスメの御守りにでもなればと思いました。それまで、知らなかったからとは言え、黙っていて痛い目にあってきたので、これからは、オープンにしていけば良いと思っていました。 極端に朝が苦手 ムスメは朝が極端に苦手で、朝食もあまり食べられない

「なんで私が?!」からの成長

初めての看病 ー 中2の冬  ムスメの初めての看病は、やはり私の想像を超えてきました。 私がインフルエンザになったのは、週末黙って友達と旅行に行ったモトオが運んできたウィルスのせいでしたが、この話は今は置いておくとして、私がインフルエンザになったことで、ちょうど試験休みで家にいたムスメに看病をお願いすることになったのでした。14年間家族として暮らしてきましたが、看病する方もされる方も、とにかく初めてで、お陰でいろいろな事に気づくことができました。 予想はしていましたが、ム

看病は苦手なことだらけ

看病は家族がするのが当たり前  と思っていたのは、家族で私だけでした。自閉スペクトラム症のうちのふたりには、そもそも助け合うという考えがありませんでした。 更に、看病が二人にとって苦手なことばかりだと分かったのは、ムスメに私が初めて看病をお願いしてやってもらった中2の冬でした。二人は私の様子から「大丈夫?」と心配して声をかけるという気遣いすら出来なかったのです。 小6で私が診断に繋げた後、初めて私が寝込んだ時でした。それまではずっと 『二人には思いやりがなく、自分勝手な