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【バディミッションBOND】 ネタバレ有クリアレビュー


現在私のTLを大いに賑わせている、任天堂×ルビーパーティのタッグから爆誕したバディミッションBOND!!


平均30〜50時間でクリアできるらしいのですが、マイペースを極めたプレイをした結果80時間(!)
かかってクリアした私がクリアレビューしていこうと思います😂




というのを一ヶ月前に書きたかった。



…なんとクリアしてから一ヶ月以上経ってしまったんです。理由は、クリアした後にたくさんの人のクリアレビューを見て、私が持ってる程度の感想なんて再三語られまくってるし、読んでて「ああーっ、それそれ!ほんとそう!!なるほど、その感情ってそう表現するんだ…!」ってどう考えても私より的確で納得できる言葉で語られてるし、もう私が書かなくてもよくね?と思ってしまい保留してました。あとシンプルに考えがまとまらなかったのもあります。

でも書かなければこの気持ちを消化できない…先に進めない!!とモヤモヤしてしまい、日常に支障をきたしそうになったのでやっぱり書くことにしました。
新規の人にオススメするための、「ネタバレ無し布教レビュー」みたいなのは、すでに有志の方々がたくさん投稿されてるので、てゆうかその視点でいくと100%そちらの方々の方を参考にしてほしいので、私は普通にネタバレ有りの心の向くままの感想を書かせていただきます…!🙇‍♂️


巷ではバディミ、バデミ、バディボ、バディボンという多彩な略称で親しまれてますが、このレビューではおそらく一番オーソドックスな「バディミ」を使っていきたいと思います。


1.最初の印象
2月ごろからちらほらフォロワーさんの中でプレイしてる人が現れ、「本当にゲームとしての質が高い。面白い!」と口を揃えて絶賛されてる様子。任天堂と乙女ゲーのチームが作ってて、キャラクターデザインは村田雄介先生。システムはなにやら逆転裁判らしいゲームという事も聞いて、その時は「ふ〜ん」と思ってましたが、信頼してるフォロワーさん達が間違いなく面白い!!と布教文を書いてるのを見て俄然興味を惹かれました。
しかし逆転裁判などと比べると謎解き等はかなり薄味で、ほとんどノベルゲーの様な物らしいという事も知り(後に間違いだと気づきますが)、あんまり読むだけとかやれる事が少ないゲームが苦手だった私は「大丈夫かなぁ」とやや気遅れしましたが、フォロワーさん達の熱いプッシュを信じ、購入する事に決めました。


2.プレイしてみての総評・システム面
結果から言うと買って大満足大正解でした。王道でありながら綿密に練られたストーリー、キャラクター、BGM、インターフェース面、全てが高水準。
「誰でも楽しく遊べて、プレイする上で決して不親切な所が無いようにする」という任天堂の良さと、キャラクターの掘り下げ、繊細な心理描写などの部分は老舗乙女ゲチームのルビーパーティーの良さが存分に発揮されてるなと思いました。いやルビパさんについてはあまり知った事は言えないのですが、乙女ゲに疎い私でも知ってる様なビッグタイトル(アンジェや遙か、コルダ等)をたくさん出してる会社なのでやはりそういう部分の手腕を買われたのだろうなと。
とはいえ、不満が無かったわけではないのでざっくり書きます。

潜入パートのマップ攻略・QTEについて
このゲームの醍醐味はストーリーで、アクション・潜入要素はあくまでストーリーを楽しむ為、難しくて詰まる人が居ないようにあえて難易度は低めにしたという話を聞きました。それは分かる。分かるんだが…! 謎解きというよりも、なんというか「言われた事をただするだけ」という感覚に近いです。「え!?まさかここの仕掛けってこれだけのハズないよな…?」って深読みして逆に失敗したプレイヤーは私だけでは無いはずw それが後半になるとマップも長くなって行くので、やや作業感があるというか…。まあ、普通に進めれば詰むことはないよな、という安心感もありますが。
それからかなり不満点に挙げられる事の多かったQTEですね。いや、入力するコマンド自体はほんとに凄く簡単なのですが、「いやそれ教わってなーいw」みたいな事を要求されるのです。たとえば画面に🅰️と書いてあるから🅰️ボタンを押せばいいのは分かるのですが、それをどこのタイミングで押せばいいのか曖昧な所があったりして、ちゃんとしっかり押したつもりでもなぜかBAD判定を貰ったりします。そのせいで、せっかく溜めたヒーローゲージが減少し、Sランククリア狙ってたのにギリギリAだった…。みたいなこともしばしば。

操作パートでのヒントが少ない

前述した通り、潜入パートでは言われた事をやればまぁクリアできるのですが、情報を集めるときの操作パートではやや不親切さを感じました。
何となくこういう人や関係者に話を聞いた方がいいというヒントはでるのですが、ここだ!と確信して行った所が情報ナシだったり、逆にここはハズレだな…と思った所に情報をくれる人がいたり…。ターン数決められてるのにほぼ勘でいかないといけない所があるというか。何度かやり直しましたw
それから、このゲームは絶対にストーリー→ストーリー終了後に解放されたバディエピソードを回収しながらやった方が理解も深まるし楽しめると思うのですが、操作パートや潜入パートで決まったバディでクリアしないと解放されないバディエピソードが複数あって、周回を余儀なくされますw とくに12章は潜入パート、QTEがたくさんあるので辛かった……。いや回収するのは2周目に回してさっさと進むのも自由なのですが。でもその章で解放される全部のエピソード見たほうが絶対楽しめると思うので。






と、ここまでは数少ない不満点の部分です。
ここからは圧倒的に良かった点!!


3.ストーリー、キャラクターの深さについて
このゲームのテーマは「絆」でストーリーは王道も王道。正義感溢れる警官の主人公が大きな組織の陰謀に巻き込まれ、やがて出会う個性的な仲間たちと…という感じで正直設定自体は使い古された感じがあります。しかしこのゲームはそれだけではない。設定の掘り下げ、キャラやストーリーの味付けが圧倒的に上手い。
例えば、キャラクターを好きになる時に、「熱血な正義感」とか、「知的でクールなメガネキャラ」とかそういう要素、いわゆる「属性」で好きになるパターンも多いと思います。
実は、プレイ前にキャラ設定を見た時には、正直そこまでおおっ!となるキャラクターは居ませんでした。あーなんとなくこういう属性でこういうタイプの性格なんだろうな〜と。予想できたというか。しかしゲームを進めて行くうちに彼らの人生や素の顔がどんどん気になってくるし、もっとここを掘り下げてほしい!あの時どんな心理だったのかな…という疑問を持たせてくれる。しかもそれに全部ちゃんと答えてくれるんですよね。
そして、私が凄いと思ったのはストーリーにチラッと出てくるチョイ役やモブにもちゃんとバックストーリーが語られたりする事。
特に私がお気に入りなのは、ルーク達がミカグラに到着して間もない頃に、「おのぼりさんが居る!!」とバカにした様子で絡んでくるノボル君とノボル母。ここだけ見ると絵に書いた様なただの嫌な成金親子なんですが、終盤までプレイするとノボルさんはかなりの男気の持ち主なのがわかります。お、お前本当にダイヤモンド級の紳士やないか〜〜〜〜!!!!とあそこではかなり泣いてしまいました。ノボル母も、女子の恋バナに理解を示したり、勉強だけではなく恋も経験しなさいとノボルさんに諭したりただの教育ママでは無い所が良かった。それから、たびたびストーリーに関わってくるCAのオドレイさんとか、ヤサオとグレン兄弟とか記者のネラーエさんとかコテツ君とか…。
とにかく、この人達にはちゃんと“人生”がある!!と感じさせてくれる所がバディミの良さだなと思いました。


ここから先は1話1話ストーリーでお気に入りのシーン、良かった所など、スクショ盛り盛りで俗っぽい感想を書こうと思ったのですが………。
なんとこの時点でかなり長くなってしまったので、別枠で書きたいと思います(泣)
他の人のすごい感想を見て、自分の中でバディミの感想を書く事が一つのハードルと感じていて、勝手に書くのを躊躇ってましたが、自分の言葉で書けばいいや…と開き直ったらなんとなく楽になりました。とりあえず総評ですが言いたい事書けて良かったです!バディミはいいぞ!

稚拙な文ですが読んでくださった方はありがとうございました🙇‍♂️💦


次はストーリー事の感想を書きたいと思います。
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