メンタルアーマ

身体には新陳代謝というものがあるように、心にも新陳代謝があると思う。

新陳代謝を検索すると、

『新陳代謝(しんちんたいしゃ)とは、古いものが新しいものに次々と入れ替わることを言う。 特に、健康法や美容法において「細胞の新陳代謝」などという使われ方をするが、これはしばしば生化学における代謝の意味ではなく、細胞自体の入れ替わりを意味する表現である。 そして、新陳代謝は、生命維持に不可欠なものである。』

とトップに出てくる。

つまり、身体に食べ物を取り込み、血となり肉となり、新しい細胞に生まれ変わっていくということだと思うのだが、

それは、食べ物が身体を作るように、感覚器官から得た情報は心のフィルターを通して、心や記憶の新陳代謝が行われると思うのです。


その心の新陳代謝は、気分の落ち込みや悲しみ、怒りなど、ネガティブな要因で、(心のグナがラジャシックだったり、タマシックだったりすると)消化力が落ち、鬱々としてくる=メンタルアーマが溜まるわけだ。

そのメンタルアーマが溜まってきている!!と感じるこの頃。

アーマの除去は、断食が有効だけど、メンタルアーマに有効な断食は、つまり、感覚器官からの情報を断つこと。

そして深く瞑想し、浄化(消化)することだったりするそうな。

私はまだ10代の頃、とにかく誰も私を知らないところへ行きたい。

ただ私が私として、ただ生きることをもっと自覚したいと思い、あてのない旅に出ていた。

俗にいう自分探しの旅みたいな要素もあったのだろうけど、どちらかといえば、メンタルアーマの除去の旅だったのだと思う。

カファピッタ体質の私は、割と受け皿も大きく、それなりになんでも許容し、優しい(自画自賛w)そして溜め込む。

たまにカッーーっと!熱くなり、計画的に野心的にどこかへ突っ走っていく。

(書いてみると女性あるあるなのかなと思ったり)とにかく、私の今までの人生はそんな感じだったと言っても過言ではない。

しかし、家庭を持ち、仕事もあって、5人も子どもがいる状況では、全てを捨てて旅に出ることは不可能に近い。

そうなると、今までの行動パターンではない他の方法でメンタルアーマを取り除かなくてはいけないのである。

考え出した方法は

①まずそもそも溜めない。悪いものは入れない。

②コミュニケーションを考える。(吐き出し方を考え、バランスよく出す)

③瞑想

④アウトプット

である。

そして自分の消化力に合わせた分、取り込む。

なーんだ、心も身体も同じじゃないか。

なるべくシンプルに、身体にいいものを。

きれいな音、きれいな光、きれいな心、感覚器官には、なるべくサットヴァなものを取り込む。

そして心を磨いていく。

人生はひとりじゃないから楽しくもあり、苦しくもあり、学び多いですね。

明日は新月。心の新陳代謝を高めて、デトックスしていきましょう。



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