見出し画像

奇跡のダンス

プロレス人生での思い出といえば当然数えきれないほどあるが、その中でも燦然と輝くのは2016年のDDT両国大会。

アントーニオ本多と組んで藤波親子と闘った試合。

なぜ組まれた


あの試合は奇跡だった。

とにかくなぜ組まれたかわからない。
我々にとってご褒美としか言いようのないカードだった。

以来、わたしとアントン(以下、監督)はさまざまな舞台で、ときにはインドで、奇跡を垣間見てきた。
が、ことプロレスにおいてはなかなかその手の恩寵は起きなかった。

そんな折、降って沸いたのが今回のカード。

暫定といえば本多師父

公私、舞台、ライブともに幾度となくタッグを組んできた私たちだが、なんとタイトルがかけられたのは今回が初めて。

しかも唐突に。まさに奇跡ふたたびと言って良い。

一時はマジで物質的なものへの興味がなくなり、瞑想さえしていればいいと思っていたわたし。

でもそれは生を拒絶することだった。

髪を失い、二度とモテることがないであろうとおもっていた監督。
でもふたたびモテはじめる時がきた。

すべては完璧なままに。
すべては完璧なときに。

それは向こうからやって来ている。

あとはこの奇跡と、華麗にダンスを踊るだけなんだ💃🕺

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?