見出し画像

SOR環境初期2Pickメモ(10/14追記)

本記事は筆者がSOR環境初期における環境考察の言語化メモになります。環境初期ということで後に考察が変わる場合もあります。ご理解の上にこの記事をお読み頂ければ幸いです。

環境概観

FOHの「やられる前にやる」環境から大きく変化して、SORはロングゲームになりやすいです。その理由は環境の中心がビショップに変わったからです。

・環境の中心--ビショップ
SORにて銅枠にホーリーエンチャンターカインドブライトが追加されたことにより、不足だったドローソースとAOEが補われる形になりました。元々豊潤な回復ソースも併せて環境をロングゲーム環境に定義した。FOH環境によく見かけた攻撃的なプランは今のビショップの前では通用しなくなりました。

・先攻有利
SOR環境はかなり先攻有利と言われています。筆者は以下の事象はその原因ではないかと考えています。

①序盤の詰みムーブ
②後4の進化フォロワーのスタッツが貧弱
③中盤に素置きで強いカードが多い

①序盤の詰みムーブ
先攻のバフによって序盤から処理できない盤面が押し付けられて、そのまま負けに直結することが良くあります。自由なる冒険者が絡むことが多いです。後攻の時は除去札をキープすることを心掛けましょう

画像1

画像2

↑先345守護、先334疾走になるやばいやつら

②後4の進化フォロワーのスタッツが貧弱
数多いのでここで一覧を載せませんが、カードプールを見ればわかるように後4のフォロワーのスタッツが全般的に貧弱です。簡単に先攻に処理または有利トレードされます。

進化時リーダー付与効果があるならスタッツが弱くても継続的にアドが取れるのでぜひ優先したいです。

③中盤に素置きで強いカードが多い
SOR環境では進化権使用せずにプレイするだけで相手が処理に苦労する6コスト、7コストカードが複数存在します。先にプレイできる先攻は後攻に処理を押し付けることができて、先攻有利になります。

画像3

↑素置きで強いカードたち。特に銀枠のカードの出現頻度が高い。

リーダー評価

10/3時点では、以下のリーダー評価になります。

Tier1:ビショップ・ロイヤル・ネクロマンサー
Tier2:ウィッチ
Tier3:ヴァンパイア
TIer4:ネメシス・エルフ・ドラゴン

前述の通り、ビショップが環境をロングゲーム環境に定義しました。そのため、ロングゲームに対応できるロイヤルネクロマンサーも高評価になります。

ウィッチに関して、FOHの耐えてビジョンキルプランが通用しにくくなったこと、ビショップのフォロワーにヘルスが4・5のフォロワーが多く存在して、3点AOEで処理できない時が多いため少し下がります。

ヴァンパイアはロングゲームに不向きですが、序盤詰みポイントに嵌ったときに高い殺傷能力を活かせるところとボルテオの効果が発動した時は上位に匹敵するため5位にします。

ネメシス・エルフ・ドラゴンの共通点はロングゲームが苦手です。また新弾ボーナスのあるSOR追加カードリミテッド的にパワーが低いことが見受けられます。

以下にTier3までの現時点のPick方針を軽く説明します。

・ビショップ
ドロソ・回復・AOEが得意なビショップですが、フィニッシャーが欠けています。フューチャービジョンが存在しないFOHウィッチのようなデッキになりがちです。金虹でフィニッシャーを優先しましょう。プランを守護かアミュレットどちらに寄せるかは初手金虹で決めましょう。

優先したいカード
金虹:邪教の神殿、光輝の顕現・ラー、グランドナイト・ウィルバート、<<世界>>・ゼルガネイア
銀:セト
銅:ホーリーエンチャンター、カインドブライト、リボルバーイーグル

・ロイヤル
盗賊の奇襲が追加されたことによってリソースがさらに確保しやすくなったロイヤルは、高レベルな金虹に加えて、エンハンス・アクセラレートを持つカ―ドが多く存在して事故りにくい安定感のあるリーダーになります。

優先したいカード
金虹:静寂の元帥、ファントムデュオ・バニー&バロン、カースドクイーン・ナハト・ナハト、戦争商人・アルヤスカ、白銀の閃き・エミリア、ダイヤモンドパラディン、リジェネレーター・ラインハルト、流麗なる槍術士
銀:アウトローガンナー、武器商人・エルネスタ、シールドフォーメーション、安らぎの女王、レヴィオンの魔獣使い、猛然たる騎士・ゲルト
銅:ブルームキャバリエ、オネストシーフ、インパクトソルジャー、盗賊の奇襲

・ネクロマンサー
ネクロインバルスによる8点瞬間火力を持つネクロマンサーは、常に相手に処理を押し付けることができるリーダーになります。その一方ロングゲームに長ける金虹が多く存在します。

優先したいカード
金虹:《恋人》・ミルティオ、レヴナントソウル・アーカス、トリニティモンスターズ、《世界》・ゼルガネイア、デスブリンガー、大妖狐・ギンセツ、征伐の死帝、酒呑童子、大ツルハシの骸
銀:ネクロインパルス、金鉱のネクロマンサー、幽暗の墓守
銅:ダンシングゴースト、座敷童、深淵への誘い、恨みの語り部

・ウィッチ
フューチャービジョンだけでキルするプランが現実ではなくなったが、盤面で勝負できるカードがSORで追加されました。盤面を意識しながらビジョンを最後の一押しにしましょう。またピースキーパー・ヴィンセントは新弾カードとの相性がかなり良くて最優先に確保したい一枚です。

優先したいカード
金虹:ピースキーパー・ヴィンセント、猫耳の魔法使い・キャル
銀:マーシャルゴーレム、フューチャービジョン、スウィートマジシャン
銅:氷雪の魔術師、ポーションウイザード、アブソープスペル、レヴィ―ルの保安官補

・ヴァンパイア
ロングゲーム不向きなため、序盤上振れ、ボルテオを意識しましょう。盤面に大きく影響を与えるルーレットヴァンパイアは複数枚プレイすることによって有利に立ち回れるため、初手にボルテオがない場合は最優先確保しましょう。

優先したいカード
金虹:享楽の支配人・ボルテオ
銀:レッドキャップ
銅:ルーレットヴァンパイア

まとめ

現時点の考察をまとめました。考察にまた新たな発見がありましたら随時更新します。

--------------------------------------------------------------------------------------
(10/14追記)
リーダー評価は以下に更新
ビショップ・ロイヤル・ネクロマンサー
ネメシス
ヴァンパイア・ウィッチ

ネメシスの評価が上昇した理由に関しては廃品の選別によって継戦能力が高いと発覚したからです。
奇数のカードであれば、(ランダムの可能性がありながら)金虹でも回収できるので、引きの都合が良ければ序盤、中盤、終盤、隙がないゲーム展開が可能になります。

画像4

デッキ作成方針は
①廃品の選別を見たら取る
②奇数の強力カードを優先する
③中盤の多面処理金虹を優先する

①廃品の選別を見たら取る
これがないと始まらないので横が何でも取ります。

②奇数の強力カードを優先する

画像5

奇数の中で特にほしいカードをまとめました。
なに?AFと金虹が多い?
はい!そうなんです。前述にあった都合が良ければという文はそういう意味です。金虹はともかく、銅で確保できるアーティファクトの同調マジックエンジニアは最優先に取りましょう。

③中盤の多面処理金虹を優先する
前述の通りに今環境は後攻がかなり不利です。
その原因の一つは進化フォロワーのスタッツが低いからです。
しかしながら、ネメシスは多面処理ができる金虹が数種類存在しますので、他のリーダーに比べて少しマシです。

-------------------------------------------------------------------------------------
↑以上10/14追記内容
考察が進んだらまた更新します。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?