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自粛 と”しゅくせい”

 このご時世で、皆が人との接触を絶たなくてはならないということで、感染を広げないようにしていこう。いろいろな活動を自粛していこう。スローガンの様に唱えられる自粛という言葉は本来自ら判断して行うべきことであり、人に言われて行うことではない。それを行わないことを強く戒める流れは加速し、粛正ともいえる正論をぶつけあう日が続いている気がする。

これが加速して粛清にならないことだけを願っているが、いろいろな形で感染者が社会的に粛清されているように感じているのは私だけではないと思う。

感染を広げないように接触を断つことは、新規感染症ではとても重要である。ただ、この先にあるものが、それぞれ断裂した社会でないことを願うばかりである。

 

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