いのちのものがたり7

孤独という感覚がやってきた。わたしの思いが解らなくなった。

わたしが誰だか解らなくなった。

段々と目が覚めなくなり、ずっと夢の中だった。

もう夢ということもわからなくなった頃。わたしは、夢をみた。

「わたし」は生まれた。

喜びと共に、たくさんの呪をかけて、わたしはうまれた。

巡る「いのち」の音がした。

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