今日の日記:流浪の月
映画、流浪の月を見に行きました。
人は、結局見たいようにしか人を見ないんだね、という台詞がありました。完璧な人はいなくって、どこか身勝手な所もあって、全部が悪い人もいなくって。やさしいところもあって、複雑で、めんどくさい面も持ち合わせて。
生きていると映画見たいに答えがあるわけじゃなくって、ただ続いていく生活があります。
その中で誰かに出会って、関係を続けていくか、拒んで違う関係せんのなかで生きていくか。目的があってもなくても、良いことをして生活しても、特になにか誰かの役に立つこともなく生活しても、どちらでもよくって。人を傷つけることも、不誠実なこともあって、ただそこにいる自分を受け止めて、生きていくしかないんだな、と思います。
生きていくのは厳しくって、大変で、でも時々救われるようなことや、喜びもあって。
受け入れて、受け入れられて二人で生きていく関係性があって報われたような気分になりました。
恋人と、同じものを見ていても、受け取るものは全然違うもので、全てを共有することは出来ないからこそ対話を重ねていって、でも見えているものが違っていて、お別れをしました。
いやなところを受け入れられなくって、好きだけど、他人を変えることは出来ないから関係を続けることを辞めました。一方的で、無慈悲で、ひどいことをしたと思います。
恋人と一緒にいると、自分が嫌いになります。でもそんなひどいことをする自分は、1人になっても嫌いです。嫌いな自分も受け止めて、この先を進めます。
映画、とても良かったです。
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