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嫁VS姑&小姑100年戦争No.32

本編29~新築の家での生活が始まった。1階は事務所と倉庫、2階が住まいの家だった。大舅は、「鍵を閉めたらいけんど。」と言い、毎日うちへ来た。そして、勝手に入り、二階へ上がり、私のタンスを毎日開けて回るのだ。何でそんなことをするのかわからないが、そのうち慣れていた。

新築祝いに友達が来ている時も大舅は勝手に上がり、挨拶もせずにタンスを開けて回るので、友達は「おじいさん、ボケとってん?」と言い、やはり異常よね?と笑った。

隣に住んでいるといっても間にうちの田んぼがあった。しかし、姑は毎晩21~22時頃うちの庭に来ていた。

新築の家の窓を、夜も私は夏なら網戸にして開けていて、庭に音は丸聞こえだ。ある時、婚家へつながる西側の石段を人が上がってくる音に気が付いた。それも毎晩だ。

幽霊かと思った。空耳でもないし、その時間いつも寝ている夫に言ってパッとつくライトを点けてもらった。そして、また夜が来てパッとつくライトが点いた。見たら、何と姑だった。夜の自分達の家の庭に姑がいたのだ。

さすがの夫も「お母さん、何しょーるんにゃ?」と大きな声を出した。そしたら姑は「げんのうよ。(現場で使う道具を持ち帰っていたので持って来た。)」と適当な事を言った。とにかく謝ることはない。

しかし、それから夜は来なくなった。たぶん。それにしても私には驚愕の事実だった。夜まで監視するのはいかがなものか?度を越していて歯止めがない姑だった。これはストーカーと言える。~つづく~