嫁VS姑&小姑100年戦争No.25
本編22~義弟の結納からもありとあらゆる色々なことがあり、その経験上から、私は実家の母に、もう亡くなったが、天国に向かって言いたい。悪い姑の言うことなんかいちいち聞いたらダメだったよ。人間には良い人間とそうでない人間がいて、尊敬出来る人の言うことだけ聞けば良かったんよ。お母さんの言う通りにしたけど、うちの姑はそれで増長して、今でいうパワハラをしたんよ。大人しくしていたから、なめられて好き放題されたよ。良い姑に当たった者にはわからんのよ。
パワハラ言葉はさんざん、浴びせられた。書くのもイヤになるから、又にして、これはもう運だ。悪い姑に当たった嫁は何倍も苦労しなくてはならない。若い娘にはわからないその辺を、やはり実家の親は見抜いて対処すべきだった。
私にも結婚前に良いアドバイスをしてくれた伯父がいた。
保母を辞めて、農家&自営業の家へ嫁ぐと聞いた時に、保母は辞めずに、勤め先と婚家の間の街へ住まいを持ち、それぞれが自分の仕事先へ向かえば良かろうと言ってくれた。でないと、「結婚したらすぐに婚家に言い様に使われるぞ。何年かして道ですれ違った時に、今の婆さんは◯◯(私)に似とるが、まさか◯◯じゃなかろう?という位、老けるぞ。」とアドバイスしてくれた。
私も実はそうしたかった。しかし、うちの父親が、「反対したのに、自分が好きで嫁に行くんだし、向こうの親が保母は辞めて家に入ってもらわんと困る、孫の面倒は見んと言ってるんだから、保母はあきらめるしかなかろう。」と言った。嫁に行くのだから、婚家の言う通りに従うという昔の考えだ。田舎の跡取りとして過ごしてきた父の明治かと思うような言葉だった。~つづく~