嫁VS姑&小姑100年戦争No.34
本編31~家を建ててから、毎日家に居て、監視もきついので、日曜日の昼からやっと夫が休みにしてくれて、夫や子供達と12時からラーメンを食べに行くのが、ささやかな私の息抜きであった。子供も4才と3才になっていた。
昼から出かけることがわかると、姑はうちの庭に来て倉庫を片付け始める。はじめは「行って来ます。」といっていたが、「どこに行くんか?」と聞かれるのがうっとおしくて、だんだんと言わなくなった。すると、親戚などへ、「行って来ますも言わん。」とか、「どこどこへいって来ます位、言うもんじゃ。」とか嫁の批判をする。おそらくは義妹へも話していただろう。
大姑は大姑で、(良い大姑になるのは7年先。)お宅の家はどこですかという位、うちの庭に居た。草取りをしてくれるのはありがたいが、せっかくCO・OPで買って植えた珍しい花まで抜くのはやめてほしかった。
隣居を始めてから、婚家の裏に住んでいる大姑の妹がCO・OPを一緒にさせてくれと言った。初めは友達と始めていたが、いつのまにか親戚のお姉さんや近所の人まで一緒にするようになっていた。
週一のCO・OPだが、この大姑の妹は、雨が降ったら取りに来ない。仕分けして持って行かねばならなかった。持って行くのは仕事から帰った夫に頼んだが、仕分けも長年に渡り、結構大変だった。土曜日昼からのCO・OPの時しか私を見てないので、暇だと思ったのか、大姑の妹は、饅頭を買いに行く時も犬に噛まれた時も連れてってくれと言い出した。~つづく~