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嫁VS姑&小姑100年戦争No.37

本編34~また姑の話に戻るが~とにかく夫が休みになる日曜日の昼からは、新築の家の回りに張り付いて監視をしていた。
うちの庭に来ない時は、うちの家の回りの田んぼの畔や溝にいた。田んぼは広いのに、とにかくうちの家の回りに居て、草を取ったり畔溝にわざわざ花を植えたりしていた。

畑の時はうちに最も近い畑の角へ。なので、うちの庭にお客さんや友達が来たら何を話しているか、丸聞こえなのだった。
友達(義妹の義姉)がうちへ来た時も急に姑が挨拶に出て来るので、友達がびっくりして、早めに帰った位だ。

大姑などの用事で出かける以外は給料日と支払日に銀行へ出かけていたが、この時も「行って来ます。」と言うと、いちいち「どこへ行くんか?」と聞いてきた。
会社に必要な資格を取るのに講習へ出かけた時は半日以上居ないのがわかっているので、留守中、植えていた花がちぎられたり、婚家の庭に移動したりしていた。

私が婚家の庭で、移動した花をじっと見ていると、姑が寄ってきて、「◯◯(夫)の軽トラのタイヤに種が付いて、それがここに落ちて、それで咲いたんじゃ。」と説明した。よく言うわと思った。

嫁の庭に花が咲いたら気に入らないのか、その後もちぎられたり、取られたり、さらには焼かれたこともあった。
フェンスにきれいに伸びていたツル花の焦げたツルはびっくりすることに、次の朝には取り除かれていた。

たまたま夜中に起きた私は偶然、午前3時に車で出かける姑を見かけた。~つづく~