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嫁VS姑&小姑100年戦争⑪

本編⑧~夫が家庭内のことには何も言わない、目の前でイヤな事を言われていても何も口出ししない、仕事のみの人だったので、大姑や姑はこれ幸いで、とにかくやりたい放題、言い放題。嫁としてはやりにくい毎日だった。

初めての子供がお腹に出来たとわかった時も、姑は、「はあ、しこんだんきゃあ。」と言った。今、書くのもためらわれるような下品な言葉だ。呆れることに、おめでとうの一言もなかった。
二番目の子が出来た時には、一人目が帝王切開で、9ケ月しかたってなかったので、おろした方がよかろうと言った。
自分のことはさておき、子供のことまで指図されるのは御免だ、関係ないと思った。

二人目のお産は帝王切開から間がないので、また帝王切開になった。しかし、この入院中に、私は考えを180度変えた。
嫁として今までひたすら従順で心から尽くしてきたが、嫁のことを思ってもくれない婚家の言うことばかり聞いていてはダメだと思ったのだ。
ちょうどその頃、隣の家の嫁さんが姑に気を使いすぎてガンになり、若くして亡くなったので、私はそんなことになってはいけない、子供達のため私は長生きをしなくてはならない、子供を一番に考え、守らなくてはならない、頑張っても気に入らないんだから、気に入られなくてもいい、長生きする嫁が=長い目で見ればその分仕事をする=良い嫁で、悪い奴の言う事はもう聞かない、自分が人生を決めていくと強く決心した。~つづく~