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嫁VS姑&小姑100年戦争No.38

本編35~その頃(家を建てて17年経った頃)、いつもうちの庭に来る姑を阻止するため、婚家からつづく西側入口に扉を付け、夜は鍵を閉めていた。

なので姑は以前のように、夜も好き放題、来るということは出来なかった。しかし、たまたまだが、決算で夜中の3時に起きた私は、婚家から姑の車が出るのを見かけた。びっくりした。どこへ行くんだろうとずっと目を凝らして見ていると、大通りへ出る手前で、車を停めライトを消した。つまり、大通りからうちの東側の門まで歩いて来たのだ。夜中にわざわざ起きてそこまでするか。

で、朝、つる花が焼かれた東門のフェンスへ行ってみると、焦げたつる花は除去され、なくなっていた。幸い、根まで焼かれてなかったので、今でも咲いているが、最初焼かれて怒ったのか今ではひどく繁殖している。

で、姑は、東門に近い隣の家の一人暮らしのおじさんが夜勤で居ない夜(週に2晩)をわざわざ狙って来たのだった。その計画性の綿密さに愕然とした。

また、婚家の裏山と隣接した山の持ち主の近所のおじいさんがボケたと聞くと、何と姑は境杭を山の裾からてっぺんまで2メートルずらして、婚家分を増やしていた。そんなことをしているとはさすがに知らなかった私達だったが、ある時、近所のおじいさんの代理人が夕方、その事を伝えに来た。ボケてる時とまともな時があり、気付いたのだ。

夫は、まさかうちの母親に限ってそんなことをするわけがないと声高に応対したが、私は姑はやっていると思った。~つづく~