11月10日(日)金山・尾頭橋で路上観察〜「超芸術トマソン」を探す小さな旅〜
金山・尾頭橋で路上観察〜「超芸術トマソン」を探す小さな旅〜
11月10日(日)、文筆家で美術家でもある加美秀樹さんと、金山駅から山王駅まできょろきょろしながら歩きました。
「超芸術トマソン」とは、今はもう役に立たず非実用的な無用の長物。
前衛美術家・赤瀬川原平(1937〜2014)によって提唱されました。
道中、どんなトマソンに出会えるのか。
参加者一同、期待に胸が膨らみます。
尾頭橋駅の北では、今春まで使われていたJR貨物の名古屋港線の線路を鑑賞しました。
廃止以来、柵が設置され、遮断機が撤去され、加美さんが訪れる度に景色が変わっているとのこと。
今後は線路も外されて、ここを貨物列車が通っていたことも徐々に忘れられていくのでしょう。
固定観念にとらわれず自由に考えると、無名の人が無作為に作ったものが作品として見えてくる。
加美さんが日頃、どんな視点で路上観察をされているのかを知るまち歩きでした。
家の近くで、出かけた先で、路上をよく観察し、まちの中に美を見つけていきたいと思います。
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レポート:こんどうあきこ 写真:くろだ
■レポートしたプログラム
■旅するなごや学
■やっとかめ文化祭
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