志野流香道 特別講座 聞香体験(午前)
11月3日、志野流の次期お家元による聞香(もんこう)体験へ参加した。
室町時代より続く香道(こうどう)とは、日本独自の芸道で、香木をたき、香りを楽しむものと言われており、志野流は名古屋市の無形文化財に指定されている。
場所は名古屋市西区にある「松隠軒」
中に入ると一瞬でタイムスリップする。
奥には京都銀閣寺と同じ造りの18畳の部屋があり、和装の方が半数以上を占める女性17名男性2名で行われた。
前半は、歴史、香木の持つエネルギーなどの話しをお伺いした。
「香りを聞く」ということは、嗅覚だけでなく、五感をすべて使って木の声を聞くということ。
香道の作法にはすべて意味があり無駄がないということ。
実際に目の前で行われる作法は素晴らしいものだった。
後半は、組香という香りを当てるゲーム
初めに2種類の香りを聞き、覚え、次から出される香りを当てるというもの
満点と零点を季節の文字で表し、開催日参加者名などを情景とともに一枚の紙に記す
「文字で景色を表す」という言葉が印象的だった。
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レポート:おーつぼ 写真:にわちゃん
■レポートしたプログラム
■まちなか寺子屋
■やっとかめ文化祭
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