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名古屋凸凹地形散歩〜涼風吹き抜ける丘・鳴海丘陵の古道歩き〜

名古屋凸凹地形散歩〜涼風吹き抜ける丘・鳴海丘陵の古道歩き〜

 11月9日午後、名鉄名古屋本線・鳴海駅を起点とするまち歩きに参加しました。ガイドは名古屋スリバチ学会世話人の古橋和佳さん。坂を上り下りする大変なツアーになりそうです。


 かつて海に面していた鳴海は、川の多い地でもありました。貝塚や古墳が残り、古くから人の住む場所だったことが分かります。
 鳴海丘陵には室町時代に築かれた鳴海城城址。見晴らしのいいこの城は、戦国時代には桶狭間の戦いの舞台ともなりました。


 江戸時代になると、鳴海は東海道の宿場の一つとして発展、人とものとが行き交う賑やかな町になります。俳聖・松尾芭蕉は鳴海を愛し、この地を4度訪問。千鳥塚には芭蕉直筆の文字が刻まれています。
 あちこちで柘榴や柿が実り、コスモスが揺れています。落ち葉やどんぐりが落ちていて、秋らしさを満喫しました。
 古地図を手に、高低差およそ30m、5kmのまち歩きとなりました。坂を歩き疲れたお客さまから「今夜はおいしいお酒になりそうだ」との声が聞こえました。


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レポート: こんどうあきこ 写真:トシ


■レポートしたプログラム



■まち歩き名古屋


■やっとかめ文化祭


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