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学校では教えてくれない事〜世界で成功するために〜

それは、郵便ポストと格闘し、錯乱状態になりながらも走り続ける事である。

レースアクロスアメリカという、耐久レースをご存知だろうか。
アメリカ大陸、約5,000キロを12日以内に走り切る自転車の耐久レースである。
ちなみに、5,000キロと言うと、北海道から沖縄まで走り、まだ中国くらいまで行った距離だ。
世界で最も過酷と言われているこのレースでは、ひとたびスタートすれば、ゴールまでノンストップのぶっ続け。少しの睡眠休憩を取れば、睡眠なしで走る選手に軽く離されてしまう。どこで休憩するか、睡眠に時間をどうするかが、選手の頭を悩ませる。
さらにレース後半では、選手の体力も限界に達する。

こんな過酷なレースで、無敵の強さを誇る選手がいいる。
それが、レース中に郵便ポストと格闘する選手、ジュアロビックだ。
彼は、イスラエル軍から追われている幻覚、幻聴を見たり、帯同するスタッフのバスに殴りかかったり、時には自転車を放り投げたり、郵便ポストと格闘したりしながら、錯乱状態になりながらレースを戦う。いわゆる神経症だ。

日常では明らかに不利になり、ロビック自身認めている無様でみっともない欠点だが、一度レースとなると、無敵の長所になる。

科学者によると、精神が病んでいるものは痛みや疲れをものともせず、人体のリミッターを超えた驚異的な力を発揮できる。(フィリップティシやオーガストビールによる)

こんなことは、私の行った学校では誰も教えてくれなかった。
教えられたのは、真面目に勉強し、規則を守り、良い子でいなさいと言う事だ。

本当に社会で成功を生み出す要素は一体何なのか?
それを、教えてくれるのが、この本だ。

これは、人一人の人生を変える良書である。

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