自作曲の巻/野ざらし

(歌詞)

月が光る側から夜が覆い被さり、
行きし方を照らす


株価が急降下する紙きれが舞う街で、
月日を重ねてる

誰に話したら、わかってくれるだろ?
言葉にならない欲望を(健全な)

愛に敗れた明けのカラスが飛ぶよ
おー干からびた羽を抱えて
見知らぬ場所で放り出されていたよ
心を燃えるゴミに出されて
1人真面目に生きていたんだ


浮き沈みをしていく流行廃りにまみれ
背泳ぎをしていたよ


わかってもらえたら、楽になるだろか?
墓までは連れていけないけれど

年齢を重ねた宵のカラスが飛ぶよ
おー衰えた羽ばたきを見せて
若さが少しずつもぎ取られてゆく
その日の餌にもありつけず
1人孤独に耐えているんだ

羽音ひとつ立てずに近づいてくる
怪物から君を守りたい
誰に気兼ねをする心配もなく
君をそっと包んでしまいたい

もしも悲しみが、あてがいぶちなら
のどかな暮らしが間違いだろか?


愛に敗れた明けのカラスが飛ぶよ
おー干からびた羽を抱えて
見知らぬ場所で放り出されていたよ
心を燃えるゴミに出されて
1人真面目に生きていたんだ

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