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夜兎烏 Night Rabbit Crow
2020年7月16日 21:59
強い風に帽子を押さえる。 そこから見える景色は、少女の住んでいた国とは全く違っていた。「ーーキノコしかない」 色とりどりのキノコが森のように世界を覆っていた。 時折もくもくと煙をあげるキノコも見える。 少女はゴクリと生唾を飲み込むと、ボソリと口を開く。「ここが、ジャパン・・・・・・‼︎」ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー140字小説です。 Twitt