人間と言う動物の面倒な部分

 結論から言うと、なんてテンプレを先に置くが、人間の面倒な部分が、

・孤独な状態が脳に猛毒
・何らかの役割が無いと虚無る

 この2点にある。自分自身が経験した事でも、特に孤独な状態が脳に猛毒で、少し調べれば腐るほど情報が出てくるが孤独な状態が長期間続くと、脳が徐々に委縮していく。

 加えて男はコミニティを造りづらい、プラス年齢経過毎にコミニティに入りづらくなっていく傾向があるので、小さい時から長年の付き合いがある人間がいるかいないか、または自分から何かしらのコミニティに勇気を出して飛び込み、そこに発生する面倒な人間関係を飲める人間でないと、まぁ年齢経過毎に真っ先に認知症まっしぐらだと思う。

 今は見ていないがセミリタイヤ、FIRE民がリタイヤした後でも何らかの発信活動をことさらしている光景が、人間が孤独に耐えられない何よりの証拠だ。小銭稼ぎの側面も、もちろんあると思うけど、人間はなんらかの存在証明をしないと狂ってしまう動物なんでしょうねぇ。

 そして人間は何らかの役割が無いと、自分の存在意義をなかなか見つけれずに虚無ってしまう動物なので、ことさらSNSやらなんらかのメディア媒体で、FIRE民や金持ちが自分がこれだけ他者より良い生活を送っている、これだけ金を持っているとアピールするのも、あぁ、この人、やることなくて虚無ってるんだろうなと察するところです。

 なのでもしいつか、何らかのかたちで労働からリタイヤできたとしても、そこに自分なりの、抽象的だが個人的な活動が無ければ、途端に脳の機能が落ちていくだろう。

 次に何かしらコミニティに所属して、誰かと話す事が出来なければ、孤独感は消えない。自分で配信をしてみるのも、音声コンテンツで何かしら話してみるのも、孤独感がまぎれる手段だと思うので、いつかの誰かの為に推奨しておきますよ。

 こう考えると働きたくないと言いつつ、会社に所属し資産形成に励んでいる人間、子供の事であくせくしつつ、子供を育てる為と働く理由を定義して頑張っている人間は、それはそれで本人は気付いていないし否定するかもしれないが、余計な事を考えなくていいので幸せだと思う。ただその役割ややる事がある程度終えた後に、余って出来た余暇の膨大な時間が、当人をいつか苦しめるのかもしれないけれど。

 最後にマズローの欲求5段階説の図を置いておくので、興味がある人はご覧ください。あー、こうして見ると本当に人間は、この図の通りの動物なんだなと感じますねぇ。

引用:https://studyhacker.net/maslow-hierarchy