社会人と言う単語は資本家の奴隷の意

　少し前に新社会人の人達に対して、社会の先輩方が説教を垂れていた様子があちこちで散見されたが、この社会人って言葉ってな、違和感があるよな。なんすか社会人って。成人したら皆、社会に参加していません？

　だけど俺が思うに、この社会人って言葉の前提が、正規雇用で在る事、会社員で在る事、しかもフルタイムで在ると言う隠れた前提があるからさ、多くの日本人が何も考えず、正規雇用で在る事が立派な人間の証、非正規で在るのはクソ、派遣はもっとクソなどの前提が公然とまかり通っていて、正規雇用になれない自分は社会に認められていないって思っている人、多いんじゃないかな。

　いやいや、働いていてもいなくても、ニートでもそうでなくても、主婦でも何でも、成人した時点で社会人ですよ。すべからく。

　しかし世の中の支配層や資本家層からしたら、自分達の事業でフルタイムの奴隷として働いてくれた方が搾取出来て都合がいい。だから奴隷に自営なんかされて節税されたら困る訳ですよね。

　だから偉そうに社会人とは～とか、誰も求めてもいない説教をするんだろうな。あーやだやだやだねぇやだやだ。何が嫌だって、自分達の都合の為に、社会に洗脳を施して、他人を支配しようとするムーブがよ、ほんとやだなって。そりゃこんなクソな社会のどうしようもなさを敏感に感じ取って、上級の奴隷を再生産しない人間、増えるよね。

　しかし新社会人に対してなんの役にも立たない説教をする人間は、正直はっきり言えと思う。

「あなた達の若くて二度と戻らない貴重な時間を、私たちのビジネスでどうか搾取させてください、でも賃金はあまり払いたくないので、出来れば低賃金のそのままに、そして馬鹿のまま私たちのビジネスで馬車馬の様に働いて死んでください」ってさ

　世の中、他人を搾取する事しか考えないクソしかいないから、くだらねぇ奴隷労働で壊されそうだと思ったら早めに移動する事を推奨するよ。命はひとつだけだからな。ゲームの様に残機の概念があれば別だけど、どうやら人間の命はワンオフでしかない。心臓は1つだけ。あなたは1人だけ。たかが労働で間違っても死んではいけないよ