土曜(10/3)の馬場傾向

中山芝

曇りの中良馬場で行われた。例年は野芝のみで行われることもあって、時計の速い馬場で行われることが多いが、今年は例年に比べて時計がかかる。上りの3ハロンの時計もかかるし、全体的な時計もかかっている。特に馬場の悪化がひどく、最後の直線では内3頭分くらいの馬場が悪い。そこを通った馬は直線で伸びないことがほとんど。このため、最後の直線でインから少し外に出せるようなコース取りか、速度を落とさずに馬群の外を通って馬場の良いところを長くいい脚で伸びない内を通る馬を交わしていくかのどちらかの選択。いわゆる外差し馬場とはいっても、速い上りが出せない馬場なので、直線だけいい脚を使っても届かず、道中10番手以降からの追い込みは届きにくい。日曜も同様の傾向だろう。

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