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Go to 対象のJAL日帰り往復プランについて思うこと

JALにて興味深いツアー商品の販売が開始されました。JALダイナミックパッケージの日帰りプランです!

従来のダイナミックパッケージは、往復の航空券と宿泊がセットになったものだけでした。こちらは当然ながらGo to トラベルキャンペーンの対象。

一方で、政府の方針に単純な航空券のみの購入ではGo to トラベルの割引は適用されないことになっています。
しかしながら東海道新幹線では日帰り往復というツアーの形で実質的に往復乗車券をGo to 対象にしてしまうなどの荒業も繰り広げられていました。

今回のJAL日帰りプランに関しても、このような「宿泊する時間は取れないけれども旅行はしたい」という需要、あるいは出張等の需要を期待し設定されたものなのではないかと考えます。

しかし、日帰りで往復飛行機旅をしたいという需要は果たしてどれだけあるのか?

日帰り飛行機旅行の需要を掘り起こすためにも、”日帰りでも十分楽しめる旅行を提案”していくことが必須ではないかと。

例えばこんなのはどうでしょうか。

・東京発着沖縄旅行
 早朝の羽田発那覇行便に搭乗。那覇空港到着後、那覇市内で沖縄料理を堪能したり、路線バスやレンタカーで海を眺めに行ったり。頑張れば美ら海水族館に足を運ぶことも。夕方~夜の便で東京に戻る。

・東京発着福岡旅行
 午前中の羽田発福岡行便に搭乗。羽田から福岡までは1時間半程度、福岡空港から福岡市内中心部へは地下鉄でわずか5~10分程度と非常に近いため、やや遅めの出発でも十分時間あり。博多ラーメンやもつ鍋、屋台など数多くの福岡グルメを堪能。夜は21時近くまで羽田便が運航しているので長時間滞在も可能。

このように、距離的には遠くとも飛行機を利用することで十分日帰り旅行が楽しめる場所はいくつもあります。
飛行機旅行に対するハードルを下げることが、日帰りプラン販売促進のカギになりそうです。

JALダイナミックパッケージ日帰りプランについてはこちらの記事もどうぞ!


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