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XENO公国 No.142

0142〜クルンクルンの世界(プロローグ)

"この国はモルガン王国だが、それはXENO公国の中の一つの小国にすぎん。じゃが悪魔たちはクルンクルンからやってくる。それは全く違うルールの世界じゃよ。お前たちの技がどこまで通用するかも分からん。ただお前たちなら向こうに行ってもやってゆけると思うぞ。その一から学んできたその経験を生かしてゆけばな"
"う〜ん。どうしたらいいんだ?お兄ちゃん呼んで出直さなきゃならないレベルだと思うけど"
マヒルは言った。
"そうね。全く今までのことが通用しないことを考えるとマコトを呼んだほうがいいわね"
"マコトとはあの大貴族のマコト卿のことを言っておるのか?"
ゾルは聞いた。
"そうだよ。兄ちゃんなんだ"
"なんと!道理で強さが半端ないはずじゃ。ではいったんデルを使ってモルガン城に帰るがよい。クルンクルンの世界はそれからじゃな"
"では、デル!お願いしていいかしら?モルガン城までいってちょうだい"
"へ〜い"
デルは言うとマナカとマヒル、ベックを連れて空間を歪ませた。

#クルンクルンの世界
#小説

西野亮廣さんのモノマネみたいに夢が広がってゆけばいいなと信じてやってゆくよ!