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子連れ韓国一筆書きの旅 第2回 交通編その2 釜山から慶州へ

さて、韓国一筆書きの旅第2回は、いよいよ韓国本土上陸です。

③釜山 → (地下鉄) → 海雲台(ヘウンデ)
釜山には朝8時に到着するので、まずは朝ごはんを食べよう、ということで、チャガルチ市場へ。
市場へは地下鉄で移動します。

韓国国内の交通、料金は「こども」「青少年」「大人に分かれており、「子ども」は6歳以下が該当します。
つまり、幼稚園年長満6歳の次女は、日本では未就学児で無料だけど、韓国では子供料金適用なのです。

とはいえ、公共交通はおおむね安い。地下鉄は大人1500ウォン 子供500ウォンだったかな?

④海雲台(ヘウンデ) → (高速バス) → 慶州 

慶州への移動は、釜山駅あたりからならKTX一択なのですが、海雲台から慶州へ直通の高速バスが出ているようだし、目的地の良洞へはKTXの駅「新慶州」からではなくバスが到着する「慶州」から出ているようだったので、高速バス移動を選択しました。

(「新慶州」から「慶州」は、宇都宮駅から新宇都宮駅並みに遠い。)

さて、事前にgoogle map で乗換案内とバス停の位置を確認していたのですが・・・

バス停がわからない!!!

まずは海雲台駅前のバス停に行ってみるも、それらしきバスの表示が出てこない。
google mapの表示はもう少し先のようだ、ということで夫が単身偵察に行くもわからず。
というか、バス停の表示がほとんどハングルで、全然わからない。

仕方なく、来たバスの運転手さんに、「慶州行きのバスに乗りたい!」とカタコトの英語で伝えてみました。

1台目「ここで待ってれば来るよ。10番だよ」
2台目「向こう側のバス停だよ」

何が正解なのだかわからず待ち続けるも、乗るはずだったバスの時間は過ぎ、暑さに子供たちがバテはじめる事態に。

海雲台地下鉄の駅にインフォメーションっぽいものがあったのを思い出し、地下鉄の駅に降りて、「慶州行きのバスに乗りたいんですー(涙)」と伝えると、ていねいにgoogle mapを示しながら教えてくれました。

結局、google mapの表示がおおむねあっていたんだけど、工事中で位置が移動していた・・・ということだったようです。

なんとか予定していたバスの1時間後のバスに乗れました。
さてさて、慶州までは1時間余りのバス行程になります。

⑤市内バスで良洞観光
慶州から良洞へは市内バスに乗ります。
大きな町なのでバス路線も多く、良洞行のバスがどこだかまた迷う羽目に。
google mapの表示を頼りに、「これかな?」というバスターミナルで、またもカタコトの英語で「リャンドンへのバスはどこから出るのですか?」と聞くと、「ここじゃない。あっちにインフォメーションがあるからそこで聞いてくれ」との回答。

指さした方向に向かうとインフォメーション発見。
日本語のマップをくれて、バス停の場所や料金、支払い方なども教えてくれました。

良洞行きのバスは「市内バス」扱いなのでバス車内で料金を支払います。
大人1700ウォン、子ども300ウォン、4人計で4000ウォンだったかな。
1時間くらい乗るのに、往復1000円かからない計算になります。安い。

良洞では民俗村入り口の駐車場にバスが到着します。
駐車場の職員さんがやってきて、帰りのバスの時刻表をくれて「民俗村は、この道を進んで左に曲がるんだよ」と英語で教えてくれます。
子どもたちが暑さにばてている様子をみて、冷たい水とうちわもくれました。
親切!!!

昼食をはさんで4時間くらい滞在したのち、バス停に帰ってくると、「暑いからここで待っていていいよ」と冷房の効いた事務所に迎えてくれました。
超親切!!!

帰りも1時間ほどの行程で、次女はうとうと・・・
眠ってしまった次女を抱きかかえてバスを降りました。

⑥慶州→(バス)→新慶州
慶州では古墳や古代の天文台と言われる遺跡の集まる地区の韓屋村に泊まりました。
そこからKTXの出る新慶州へはバスで移動することになります。

バス停を探すのが大変なので、新慶州駅まで直通のバスを狙い、バス停で待っていましたが・・・

どうも、google mapで検索して出てきた路線番号が違ったのか、循環バスで反対側に予定のバスが泊ったのか、またもや予定の時間が過ぎてもバスに乗れない事態に。

あきらめて、まずは慶州駅行のバスに乗り、そこから新慶州駅に向かうバスに乗り換えることに。

結局、そちらは本数も多く、乗換えもすぐそばだったのでなんとか新慶州に到着できました。

⑦新慶州 →(新幹線SRT)→ソウル
新慶州駅前にも古墳があり、文化財好きの夫が写真を撮っていると、長女が「電車に遅れちゃうよ~(涙)」と急かしてきました。

googleで検索して出てきた電車の時間はまだ30分以上あったので、「まだ大丈夫よ~」と答えていたのですが・・・

娘に急かされて駅に向かい、韓国の「みどりの窓口」みたいなところで「ソウル行き、大人2人と子ども2人」といって切符を購入。

指定席は全部埋まっていて、立って乗ることに。
時間は・・・とみると、あれ?あと6分???

google乗換案内どうなってるのー!?
大慌てでホームに向かいました。

韓国の新幹線は、車内で切符をチェックするので改札がないようです。
(ほかの駅はどうだかわからないのですが)

ホームについて自販機でジュースを買い、なんとか新幹線に乗車!

車内は、「新幹線」というよりも、日本の「特急」の雰囲気に近い感じ。
席は座れなかったのですが、列車最後部のエントランスでキャッキャしながら楽しく移動しました。

交通費(大人2+子供2)
 釜山 → (地下鉄) → 海雲台(ヘウンデ) 
   4,000ウォンくらい(約450円)
 海雲台(ヘウンデ) → (高速バス) → 慶州 
           40,000ウォンくらい(約3,600円) 
 市内バスで良洞観光
   片道4,000ウォン(約450円)
 慶州→(バス)→新慶州
   片道4,000ウォン(約450円)×2   
 新慶州 →(新幹線SRT)→ソウル
   約14,000円

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