vol.14「痛み止め」の使い方
更新を怠ってしまい、申し訳ありません!!
言い訳をしたいところですが、しないでおきます。これからまた気を引き締めて更新していきます。
今回は、「痛み止め」について話をしていきます。
痛み止め、解熱剤といったものを飲んだことがある人も多いのではないでしょうか?いわゆる、消炎鎮痛剤、解熱鎮痛剤と言われるものです。市販の薬や、湿布にも含まれていることがあるため、多くの人が使ったことがあるかと思います。
スポーツをしていて、大会前に痛み止めを飲んだことがあるという人もいるかと思います。自分も一度、試合前に怪我をしたが、絶対出たいから、痛み止めを飲んだことがあります。個人差がありますが、私はとても効きました。でも、怪我が治った訳ではないので、勘違いは危ないです。
あと、今回は、薬系の話になるので、正直分からないことだらけです笑。間違えてるかもしれませんが、痛み止めを飲んだことのある人間として、興味があったので、調べてみました〜
○痛み止めの代表的なもの
特に、スポーツで使われる二つの薬を紹介します。
・ロキソニン(非ステロイド消炎鎮痛薬)
一番有名な消炎鎮痛剤ではないでしょうか?これを自分も一度だけ使いました。市販でも売ってますし、私は整形外科でもらいました。飲む時の注意点として、胃腸や腎臓の血流を悪くしてしまうため、胃薬とともに摂取した方が安全です。
・ボルタレン(非ステロイド消炎鎮痛薬)
これは知りませんでしたが、ロキソニンよりも効くまでの時間はかかるが、より強い効果が期待できるとのことでした。使ったことある人いたら、どんな場面で使ったか知りたいです。
○どうして効くの?
ロキソニンや、ボルタレンは、炎症をおこす化学物質を増強させるプロスタグランディンという物質の産生を抑えることで炎症を抑えるそうです。なので、炎症のない痛みには効かないようです。例えば、小指を棚の角にぶつけたときは、ロキソニンを飲んでいても痛いです。ですが、捻挫などをして、腫れがある時に飲むと、痛みが楽になります。
特に、患部の状態が良くなったとかいう訳ではないんですね〜。残念。麻酔みたいなものです。
○飲み続けたらどーなる??
これが一番私が疑問に思っていたところです。結論から言うと、「問題ない!」そうです。なるほど〜という感じです笑
特に、生理的な依存性がある訳ではないそうです。しかし、注意点として、飲み続けてしまうと、精神的に、飲まないと運動が怖くなるといったことがあるそうです。痛みは、体からの危険なサインでもあるので、あまり逆らうのはよろしくないかと思います。
ですが、この話はロキソニンや、ボルタレンなどの、非ステロイド消炎鎮痛薬においての話です。他の種類の鎮痛剤で、痛みがない時に飲むと、快楽物質(ドーパミン)が過剰に発現してしまうという副作用があるものもあります。なので、痛み止めのつもりで飲み続けていたのが、快楽を求めて飲むようになってしまうという事例もあるそうです。なので、痛みが無い時は飲まない方がいいですね。
○耐性はつくのか?
カフェインについて以前書いたのですが、継続的に飲むと、耐性がついてしまい、効果が期待できなくなります。では、ロキソニンは耐性がつくのでしょうか?
参考文献
https://www.jstage.jst.go.jp/article/yakushi1947/84/12/84_12_1189/_pdf/-char/ja
この論文では、マウス実験ですが、消炎鎮痛剤の耐性は確認されなかったとの結果が出ました。つまり、何回飲んでも、効果は期待できるということです。なんか良いようで良くないですね笑
○まとめ
スポーツ選手の中には、お守りのように、ロキソニンを持ち歩いている人もいるようです。個人的な意見としては、あまり頼るべきではないと思います。個人的というか、多数派ですが。
怖いのは、痛みが一時的になくなってしまうため、プレーできてしまうということです。本当は体が痛いサインを出しているのにやってしまうと、悪化してしまいますよね。
いつ飲んでも効果は期待できますが、スポーツにおいて、痛いのをごまかしてやるのは危険です。当たり前ですが、緊急事態以外は、飲まずに、しっかり治すことが大切です。
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