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「本を囲んだ語り部屋」2023/5/28 宮野公樹さん『問いの立て方』

日曜朝のTwitterスペース「本を囲んだ語り部屋」
5/28は宮野公樹さんの『問いの立て方』を取り上げました!!

「良い問いとは何か?」という問いの追求、著者の宮野さんは良い問いの共通性として「存在に意識が向けられるもの」だと書かれていました。

『生きているということは、考えることそのものといえる。そう考えると、答えがあるかないかという分類は些細なことであり、我々が「問い」として存在している事実こそが重要』とも書かれていました。

語り部屋では、問いを問いながらいろいろと深めていきました。

印象に残ったのは「問いによって自由になれる」というお話です。問いは個別性をはぎ取ってくれる存在であり、それによって全体性を獲得することができるという視点。そしてそこで終わるのではなく「で私は?」という個別性に戻ってくるというお話は非常に新鮮でした。

問いによって無我になり、そして問いによって再び自我に戻ることで気づく新しい世界、問いによって自由になるということの意味を考える時間になりました。

こうして問いとは何かを問いながら、いろいろ考えている時間は素敵です
そして問いからの創発的な対話を楽しんでいきたいですね!

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