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「本を囲んだ語り部屋」2023/12/3 大森健巳さん『なぜあの人が話すと納得してしまうのか?』

日曜朝のX(Twitter)スペース「本を囲んだ語り部屋
12/3は大森 健巳さんの『なぜあの人が話すと納得してしまうのか?』を取り上げました!!

こちらの本では相手とともに価値を創造する交渉術、バリュークリエイト交渉術について書かれています。バリュークリエイト交渉術は価値創造型の交渉術であり、最重要視されるのは駆け引きではなく、交渉相手と協力的な関係を築き共に価値を創造していくことであると書かれていました。

その上で相手と協力的な関係を築き交渉を成功させるには、価値あるコミュニケーションにすることが大切であり、そのためには交渉システムを持つことが必要というメッセージが印象的でした。

交渉が大好きという方もいらっしゃると思いますが、苦手という方の方がどちらかというと多いような気がします。一方で何が苦手かということをあまり言語化していない自分にも気が付き、改めて交渉とは何かということを考えるいいきっかけになりました。

語り部屋では、何が価値創造につながる交渉なのかを考えながら、それぞれの考える価値創造について語り合いました。

最初に大切なのは、お互いがどういう価値に向き合っているかの理解ですね。そして相手が大事にしている価値だけでなく、自分の大事にしている価値をちゃんと理解していることが大事だと思いました。
そしてその価値を理解するためには表面的な言葉だけでなく、その奥にある本当に大切にしたいものを理解したいという姿勢が大切なように思いました。

参加者の方からは「言葉の器」というお話もいただき、言葉の中に込められたその人の価値観をしっかりと受け止める力を磨いていきたいと思いました。

振り返れば日常にはたくさんの交渉が溢れていますね。そして無意識に価値を生み出している交渉もたくさんあると思います。
交渉という言葉の奥にある価値観をしっかり見つめるいい時間になりました!

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