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「本を囲んだ語り部屋」2024/2/18内田和成さん『アウトプット思考』

日曜朝のX(Twitter)スペース「本を囲んだ語り部屋」2/18は内田和成さんの『アウトプット思考』を取り上げました!!

こちらの本では情報を手に入れやすくなった現代だからこその「網羅思考のワナ」に陥らないための思考について語られています。

「アウトプットから逆算することで、スピーディーに情報を集められるだけでなく周囲との差別化もできる」というメッセージから、考える時間をしっかりと確保し自分ならではの良質なアウトプットをしていくためのヒントがたくさんありました。

語り部屋では、モデレータそれぞれの気づきをシェアして深めていきました。自分は内田さんの人と違うアプローチをすることでの価値の生み出し方が印象に残りました。例えば意思決定においては「重要な意思決定だからこそ、時間をかけてしっかり調べる」という常識に対して「何事も、なるべく少ない情報で決める」という極に振って考えていく姿勢が大切だと感じました。

その考え方を取り入れるとアウトプット思考だけにこだわらない姿勢も大切だと感じました。アウトプット思考に対する極を考えるとインプット思考が出てきます。その両極の中でどういうオプションがあるのかを考えて、自分の価値を生み出せる場所を探していくことが大事なように思いました。

またモデレータ仲間からの「じゃない思考」の紹介も印象的でした。「一般的には~だと思われているけど、でもこの本ではこういう風に捉えていて面白い」というようなギャップを見つけていく思考法は自分の個性が生まれる思考法だと感じます。こんな見方があったのか!!という驚きが思考することの喜びにつながるように感じ、考えるということの意味を改めて考えるきっかけとなりました。

最後には越川慎司さんからInformation、Insight、Intelligenceでの3I読書術もご紹介いただきました。Informationは情報素材・著者の意見、Insightは情報からの学び・読者の解釈、そしてIntelligenceは学びを活かす・読者の行動です。インプットを自分というフィルターを通して良質なアウトプットにつなげていくヒントになる3I読書術、意識してみたいと思います!


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