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「本を囲んだ語り部屋」2023/3/19 宮台真司さん『14歳からの社会学』
日曜朝のTwitterスペース「本を囲んだ語り部屋」
今回は宮台真司さんの『14歳からの社会学』を取り上げました!!
こちらの本では宮台さんが社会学者としてこの社会の「本当のこと」を伝え、いかに生きるべきかという問題に向き合っています。
今回の語り部屋ではflier要約で取り上げられている「仕事と生活」についてみんなで語り合いました!
『〈仕事〉と〈生活〉について考えるうえでまず伝えたいのは、日本人は仕事に対して期待をしすぎているということだ。』
『「仕事に生きがいを求める生き方」ばかりがもてはやされるが、そうでない生き方はいくらでもある。自分の望む人生のイメージを、安易に仕事に直結させてはいけない。』
明治維新以降の近代化の流れを社会学の立場で捉えながら、現代日本人の仕事に対する考え方について宮台さんはこのように投げかけられていました。自分の中にある無意識な仕事に対する考えを揺さぶられ、ちょっと胸がどきどきしました。
自分がどんな人間で何をしているときが幸せか。これは他者から教えられるものではなく、自分で理解していくことしかないですね。そのためにはまず「試行錯誤」が必要。いろいろやってみてはじめて自分と社会との関係性の中で、自分の価値観が見えてくるように思います。
そのうえで、自分が大切にしたい価値観をどう社会生活の中で活かしていくのか。
以前語り部屋でも取り上げた北野唯我さんの『これからの生き方。』では「仕事に求める価値観は一つではないし、それらを100%満たせる職場もないからこそ分散して満たすことも大事」と書かれていました。
前回も「自分は何を生み出しているのか」という問いがありましたが、生み出し方も正解はありませんね。試行錯誤を楽しみ、みんなと語り合いながら自分なりの生き方を見つめていこうと思いました!
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