「本を囲んだ語り部屋」2023/2/26 越川慎司さん『29歳の教科書』
日曜朝のTwitterスペース「本を囲んだ語り部屋」
なんと今回で100回目の語り部屋となりました!!
今回の冒頭でもモデレーター仲間とはいまだにこの場をなんと紹介するかは悩むねーという話で盛り上がりましたが、その悩んでしまうようなゆるい空気感が大好きです。
モデレータそれぞれが自然とできることでつながっている柔らかな「気の合う」仲間感は本当に不思議な感覚です。
そして100回記念はこの語り部屋の常連でもあるコッシーさんこと越川慎司さんの『29歳の教科書』を取り上げました!!
「マルチキャリア(複業)が当たり前の時代に活躍するには、複数のスキルを併せ持ち、オンリーワンの存在になる必要がある。自発的に学んだり戦略的に部署異動したりしてマルチスキルを身につけよう。」とflier要約にはありました。
マイクロソフトの執行役員を経て、現在は働き方改革の実行支援やオンライン研修を提供される会社を経営される越川さん。
「29歳」は越川さんご自身のキャリアの転換点となった年齢です。自分の限界に気づき意識と行動を変えざるを得なくなる転換点。越川さんはそこから成果を残して社内外で評価されるように心がけること、一人ではなくチームで難題を解決していくこと、学びと睡眠の時間を確保してレベルアップに努めていくことに意識と行動を変えられたとお話されます。
越川さんの素敵なところはいつでもどこでも学ばれている姿勢です。この場に毎週参加されていることもそうですが、立場や年齢に関係なく常にご自身をアップデートされようとする姿勢には大きな刺激をいただいています!!
これからの時代を生き抜くための3つの最強装備として「苦労を乗り越えた経験」「数字で表現できる実績」「いつでもどこでも自律学習する姿勢」を挙げられています。
越川さんはこれからのマルチキャリアのあり方をRPG(ロールプレイングゲーム)で例えられていますが、そこには一緒に旅をする仲間を増やしながら冒険をするように自分らしく生きていこうという勇気あるメッセージを感じます。
自分自身も振り返れば「29歳」がありました。40歳手前でふと人生を振り返った時に、自分に理由(自由)がある生き方ができていない自分に気が付きました。他者の期待に沿って生きている自分、他人の理由(他由)で生きている自分に気づき、どうしたらよいかわからなくなりました。
でもその気づきから模索する中で、自分はbooklaboに出会い、いろいろな仲間との出会いの連鎖の中で自分の理由を思い出すことができたように思います。「29歳」の渦中にいるときは絶望を感じるかもしれませんが、それは夜明け前の暗さかもしれませんね。みんな旅する仲間として手を取り合って歩んでいきたいなーと思います。