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「本を囲んだ語り部屋」2023/7/23 川田裕美さん『ゆるめる準備』

日曜朝のTwitterスペース「本を囲んだ語り部屋」
7/23は川田裕美さんの『ゆるめる準備』を取り上げました!!

本書では全部で45の「場にいい流れを作る」ためのヒントが紹介されています。タイトルにある「ゆるめる」という言葉は、自分やまわりの人、場の空気を「ゆるめる」ことを指しています。

アナウンサーとして様々な場を作ってきた川田さんだからこそのコミュニケーションのヒント、flierの要約からだけでもたくさんの学びがありました!

その中で印象に残ったのは「相手のペースで関係を深める」というメッセージです。
初対面で人と話をするときに、ついつい自分のことをわかってもらいたいという想いが出てきます。川田さんはそんなときにその想いを半分くらいに抑えるようにしていると書かれていました。

人それぞれには波長があり、相手の波長をしっかりと感じとることがコミュニケーションでは大事なように思いました。そしてそれぞれの波長が異なるからこそ、新しい調和が生まれるように感じました。その流れから語り部屋では音楽をメタファーにいろいろと語り合いました。

たとえば音と音の調和もあれば、吹奏楽のパート同士、Jazzセッションのような調和もありますね。そしてそれぞれが違うからこそ、音にも厚みが出たり、深みが出たりします。

コミュニケーションにおいて、相手との調和を意識すると今までとは異なる関わり方が生まれるような気がしました。そして自分はどんな音色や空気感を醸し出しているのかから自分らしさを考えるのも興味深いです。

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