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「本を囲んだ語り部屋」2023/8/13 越川慎司さん『17万人をAI分析してわかった 最強チームの条件を1冊にまとめてみた』

日曜朝のTwitterスペース「本を囲んだ語り部屋」
8/13は越川慎司さんの『17万人をAI分析してわかった 最強チームの条件を1冊にまとめてみた』を取り上げました!!

クライアント企業の社員の行動履歴を収集・分析して、働き方改革を支援されている越川さん。本書では「強い組織のコミュニケーション・パターン」のうち、再現性の高いテクニックが紹介されています。

「行動が先、意識は後からついてくる」という越川さんのメッセージ、データに裏付けされた具体的な行動事例からたくさんの可能性を感じることができます。

例えばメンバーの満足度を高める1on1を始める際の一言。クライアント43社、2.4万人の一般社員を対象としたアンケートでは、「よろしくお願いします」で1on1を始めるとメンバーの満足度が下がることが分かっており、「今日は忙しいのに時間を取ってくれてありがとう」と言うと満足度が30%以上アップすることが分かっています。

今日は越川さんに上がっていただき、共創型自律組織を作るためのヒントをたくさんお話いただきました。
印象的だったのは「情報共有」から「感情共有」へというお話でした。flierの要約にも「セーフ&ファン」の原則について書かれていましたが、感情共有しながらいかに挑戦しやすい心理的安全性の高い空気を作るかが大事というお話には非常に刺激をいただきました。マネージャーとしての役割も「管理する」ことから「導く」ことに比重が変わっていくように思います。メンバー一人ひとりの存在を承認し、行動を承認していく。そしてその人の貢献できる場へ導いていくような関係性を作っていくことが大事ですね。

越川さんの「スモールステップ、具体的な数字、ダメだったら戻す」という行動変容へのポイントからは多くの勇気をいただきます。まずは自分ができることから一歩踏み出していきましょう!

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