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「本を囲んだ語り部屋」2023/2/12 スティーヴン・マーフィ重松さん 島田啓介さん(訳)『ハートフルネス』レッスン』

曜朝のTwitterスペース「本を囲んだ語り部屋」
今回はスティーヴン・マーフィ重松さん 島田啓介さん(訳)の『ハートフルネス』を取り上げました!!

「ハートフルネスは、自我を越えた大いなるものとのつながりによって、他者の人生をより良くすること、そして社会を変容させることをめざす」とflier要約にはありました。

ハートフルネスは、マインドフルネス、コンパッション(慈悲・思いやり)、責任の3つの基本的な要素から成り立っていると書かれています。

マインドフルネスで自己とつながり、コンパッションによって他者、社会とつながっていく。そしてありのままの自分であり続けるという責任。自分はハートフルネスをそんな風に受け止めました。

語り部屋では自分が深めたいと考えているコンパッションについてお話しました。
コンパッションは、だれもがもっている普遍的な願いを尊重することでつながりと共感を生み、身内とよそ者の分断を乗り越えていく試みです。人間は本能的に身内とよそ者を分けてしまうものだと思います。コンパッションは相手を理解する力、共感する力、幸せを願う力からなります。その力を複合的に起動させていくことで、身内とよそ者を分けて分断してしまう心を乗り越えていけるのではと考えています。

マインドフルネスによって自分や他者を繊細に感じることのできる心を手に入れ、そしてコンパッションによって他者の普遍的な願いを感じてつながっていく。

語り部屋ではくぼあやさんから「地続き」というキーワードが出ましたが、まさにすべてが「地続き」なのだと思います。「地続き」であることを感じ深めるためのハートフルネス、大切にしていきたいですね!

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