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あらゆるビジネスで クソ客にはクソ担当が付き 良客には良担当が付く


いろんな方の転職活動を横目で見ていて思うのですが
エージェントを使う側のユーザーさん(転職活動をする人たち)のリテラシーが残念ながら低すぎますね。


自分にフィットした良い求人を受けず
自分にフィットしない求人を受ける
(多くの場合、分不応な難易度の求人を受けて落ち続け、最後は誰でも採用されるようなビミョーな企業、求人に吸い込まれていく)

そんなことやってると、不幸になりますよ。


プロにオススメされる求人を受ければいいんですよ。
相手はプロなんだから。


毎日10時間×年間240日もキャリアのことばっかやってるんですよ?
ご自身が転職 について真剣に考え、投下した時間が一体いかほどあるのでしょう??たぶん、100倍はやってる人たちですよ。
(経験10年以上で、めっちゃモラルも高いスゴ腕のエージェントならばのお話かもしれませんが。。。年数浅めでもいい人はいます)

で、最終的な意思決定は、選考が終了した内定後に「自分で」する。
そういう仕組みです。



信頼できるプロフェッショナルに
出会いたいけど 出会えない!

という人もいますが、それは、ご自身がイマイチだからです。
人間、類友。
自然と、似た者同士で出会うように社会はできています。

クソ客にはクソ担当が付き
良客には良担当が付く
社会と会社の仕組みはそうできてる


でもね、稀に、素人さんでも「好意の紹介」で3段飛ばしくらいで玄人さんと出会えることがあります。
(地獄に垂れてきた雲の糸的な。。。)

みんな、そのチャンスに気付かず、ぞんざいに扱ってつかめてないの。
そのご縁に気付いて、すっごく大切にすれば 繋がれます。

玄人担当と素人担当の違いに気付く嗅覚が必要です。
みんな、あまりにも無防備で「嗅覚」の概念がないのよ。


たとえば、、、
「会社」(お店)で品質も値段も決まると思っていませんか?

実際は違う。
「提供者」(板前)が誰か?で品質が決まるのだけども。。。
と思いません?

コンサルティングや転職エージェントなんて最たるものです。
担当によって品質はブレる。ブレまくる。

「自分で主体的に行動、思考して良い担当者を選び抜く 良い付き合いをする」
アクションが必要なのだけどなぁ。

センスの領域なのかなぁ。。




腕の良いコンサルタントやエージェントを上手に使うならば

お寿司屋さんで

【板さんにおまかせ】

というお金の使い方、注文の感覚に
ユーザー側が慣れるのが先なのかもしれません。

腕の良い職人を見つけて良い関係を作る
職人を信頼して出されたものを食べる

それが、結果的に一番おいしく、
良いサービスを受けられるのだけども
そーゆー経験をしていないと他のことも想像がつかないのかもしれない。

素人ユーザー×素人コンサルタント
(うまくいかない地獄の組み合わせ)

玄人ユーザー×玄人コンサルタント
(なんとかなっちゃう天国の組み合わせ)

で世界がクッキリ分かれたマーケットだと
地獄サイドでは「超~良い課題解決」はなかなか出ないし
今の市況だと良い転職はほぼ成立しないですね。
やみくもに物量をやってもラッキーパンチは出ない。


素人ユーザーさんがリテラシーを向上して
プロの玄人コンサルタントを上手に使えるようになれば、

地獄を彷徨っている人も救われ、良い企業にいけるチャンスか出てくるのですが。。

(要は、超オススメされた1~3社だけ応募し、超本気で準備し、入社したい腹括りをして面接に行けば人気度の高い優良求人に通る可能性が少しずつ出てくる)




僕は地獄絵図の転職マーケットには参加せず
俯瞰をしながらこっそりと個人の方々のリテラシー向上面で少しずつお役に立っていきたいと思います。


たとえば!

腕の良いお寿司屋さんで「おまかせ」 だと ちょっとお値段が高いので

練習場所は名店のバーで
腕の良いバーテンダーさんに「お任せ」
で3軒くらい飲んでみて

会話のやりとり、何が起こるか?
好みを汲み取って味と温度、香りまでビタ止めでキメたカクテルを出してもらう体験をしてみるのがいいのかなぁ。リテラシーがあがりますよ。

飲み屋、旅行、保険、転職、車購入、家購入etc...構造は全部同じ。

クソ客にはクソ担当が付き
良客には良担当が付く

信頼できる、感性の合うプロフェッショナルを見つけ、出されたものを言い値で買う。
そこから「良客」として大切に扱われ、全てがうまくいくようになるのですが。。

定価で買ったり、ネットで最安値を通販で買うお買い物しかしていないと
この感覚、ビジネスリテラシーはたぶん一生身に尽きません。



採用関連にお話を戻すと、、、

使う側のリテラシーってね、
法人側の社長さんも一緒なんです。
雇った人を、使う能力、使うリテラシー。

これ、「十分にある」って言える方ってそんなに多くいらっしゃいません
帝王学 とでもいうんですかね。


凄腕の人事の番頭さんを雇ったら
「お勧めされた人材」を言われた給料で雇って可愛がっておけば、会社はうまくいくから!

彼らは、「採用」や「人材育成」を専門に10年、20年、やって何社も渡り歩いてきているわけですから、社長よりも人の見立てができて当たり前です。知恵と経験の引き出しも多い。

「3か月~半年結果を出したら信頼する」という社長だらけですが、
即戦力の強い人事部長、営業部長からすると
その3か月の時間が無駄で、ダルいのです。


人を信じない経営者に 人を 信じさせる

労力、工数って超絶ストレスフルな上に生産性がない
ので
そんな仕事はわざわざしたくないし、人生の時間を使いたくないですよね。
勝手にやってくれ。

腕の良い、ハートのある人事ほど
性善説でいきなり信じて 先出しで支払い  任せてくれる社長
にこそ、粋に感じて、責任を持って粉骨で尽くすわけです。

クソ社長には、クソ人事
良い社長には、良い人事
がついてます。


これも、世の常なり。


超クソ社長を 超良い人事  

が支えているケースもたまにありますけどね(笑)


とまあ、巷の会社の様子を見渡すといろいろとありまして


僕はムダなストレスを負う仕事、生産性のない仕事に人生の時間を使うのがイヤ
自分の全てを目の前のお客様への価値提供に使いたいので
野良犬化して路地裏の飲み屋になりました。

信頼して 任せられる人 とだけ 

素直に人に尽くす仕事をしています。


今日も楽しく、優しく
お客様をバーカウンターでお待ちすることに致します(^○^)





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