【リアル・パートナーズ】教育って誰のため?

┏━━━◆◇リアル・パートナーズ メールマガジンvol.757◇◆━━━━━┓

『目指せ!地域ナンバーワン個別指導塾』 毎週水曜日・金曜日発行
~2024.01.05~

当メルマガでは、あなたの塾が、
「地域ナンバーワン個別指導塾」になるヒントを毎週お届けします。
私の考える「地域ナンバーワン」とは、ズバリ「生徒が辞めない塾」です。
そして、そんな良い塾が増えること、あなたの塾がそうなることが私の願い。
机上論ではない、現場主義の実践的な情報をどんどんお届けしていきますので、
あなたの塾経営にぜひお役立てください。

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【目次】

◇お知らせ
◆まえがき     『新年おめでとうございます!』
◆今回のテーマ  『教育って誰のため?』
◆あとがき     『年末年始は読書三昧』

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◇お知らせ(1)<「応募数増加から始める優秀な学生講師の採用手法」セミナー開催!(アーカイブなし)>

教室運営システムComiru(コミル)の株式会社POPERさんとの共催で、
私の得意分野の一つでもある「学生講師の応募・採用」に関する
セミナーを開催させていただく運びとなりました。

日時は1月18日(木)11:00〜12:30です。

弊塾では、ありがたいことに毎年50件以上の学生講師の応募があります。
今年は57件でした。

本セミナーでは、講師採用の数を増やすための具体的な方法や、
採用後にできるだけミスマッチが起きないような研修の仕組みをお伝えします。

もちろん、応募数だけが多くても良い人材がいなければ意味はありませんが、
応募数が多いと、こちらも心の余裕を持って面接・採用を行うことができます。

妥協せず、かなり厳しい条件を設定しており、
今年も57件の応募の中から本採用に至ったのは2名のみ。

採用率は3%ということになりますね。

ずいぶん強気な採用だなと思われるかもしれませんが、
それもこれも、やはり相応の応募数があるからこそできることです。

逆に応募数が少ないと、採用する側にも心理的余裕がなくなります。

評価がいまひとつであっても、目先の人員充足を考えると
妥協して採用せざるを得ないケースが増えるでしょう。

しかし、そういう人材は得てして心配した通りの仕事ぶりになりがちです。

また、講師が少ない(足りない)と、社員が授業を行うことが増えがちです。

本来の社員の仕事は、教室が円滑に回るようにマネジメントすることであって、
勉強を教えることではありません。

保護者さんへの電話連絡や、生徒さんと1on1ミーティングなどを行うべきときに、
授業に手を取られてしまわないようにしたいところです。

いかがでしょうか?

・1教室で講師応募が50件は欲しい
・採用後にミスマッチが起きないような仕組みを知りたい

方はぜひご参加ください!

なお、今回はアーカイブ動画の提供はございません!

私も本気で今回のセミナーに取り組みますので、
日程を調整してでも参加して聞きたい!という熱量の高い方のみご参加ください。

「教室を良くしたい」「いい講師でいっぱいの教室にしたい」という
熱い思いをお持ちのみなさんのご参加、お待ちしております!

【「応募数増加から始める優秀な学生講師の採用手法」セミナー】
■日 程   : 1月18日(木)11:00~12:30
■対 象   : 塾経営者・塾長・教室長・社員
■参加方法 : Zoomを使ったオンライン
■参加費用 : 無料
■申 込   : https://contents.comiru.jp/seminar/20240118-3/
※アーカイブ(後日視聴)はありません

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◆まえがき<新年おめでとうございます!>

こんにちは、リアル・パートナーズの安多です。

明けましておめでとうございます!
昨年も当メルマガをご愛読くださりありがとうございました。

今年も有益な情報配信を心がけてまいりますので、なにとぞよろしくお願いいたします。

元日から、大変な災害や事後が相次ぎましたね。

被害に遭われた皆さまには心よりお見舞い申し上げると共に、
みなさまの日常が一刻も早く戻ることを祈っております。

さて、昨日あたりから仕事始めの先生方も多いのではないでしょうか。

元日から正月特訓などで出社されている方もいらっしゃるでしょう。
本当にお疲れ様です。

どこかのタイミングで、ゆっくり体を休めてくださいね。

今年も私は週2回ペース&年間100回のメルマガ配信を達成することが
目標の一つです!

今年もお付き合いいただけますと幸いです。

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◆今回のテーマ <教育って誰のため?>

今回は新年1回目のお届けということで、原点に立ち返るという意味も込めて
「塾」あるいは「塾講師」が持つべき大切なマインドについて一緒に考えてみませんか?

まずはこちらのニュースをご一読ください。
塾講師が学校で授業を行ったという内容です。

<塾講師が公立小学校で算数の授業、千葉県教委が試行>
https://www.yomiuri.co.jp/kyoiku/kyoiku/news/20231205-OYT1T50241/

その難易度からつまずきが生じやすく、その後の中学数学履修への影響や
数学(算数)嫌いを生み出すことが多いとされる「小学5年生の算数」。

これを塾講師が出張授業の形で試験的に行った、というニュースです。

私立校などで「校内予備校」を設置し、
民間の予備校が放課後学習などを受託する例はいくつかありますが、
公立校では珍しいケースだそう。

授業を担当したのは市進さんの講師の方で、
さすがプロ講師と言うべきか、生徒たちからも校長先生からも
「分かりやすい」と好評だったようですね。

このような動きから、塾の経営者や塾で働く人間は何を学ぶべきでしょうか。

私は学校も塾も関係なく、「子どもたちの利益のために」という
心の在りようが大切だと考えました。

そもそも今回の試みの根底にあるのは、学力低迷が懸念される中で、
民間の指導ノウハウから積極的に学ぼうという考えだとのことです。

素晴らしいことですよね。

しかし、普通に学校の先生の立場で考えれば、
自分たちの授業の指導力が否定されていると受け止められても仕方ない試みです。

その声が報じられることはありませんでしたが、
実際には「塾講師が授業をするのであれば、教員なんて必要ないじゃないか」
と思われた先生方もいらっしゃるかもしれません。

自分たちが命を懸けて取り組んでいる“土俵”に踏み込まれた気がして、
不愉快に感じた先生方もいらっしゃるのではないかと思います。

また、一部報道では「学校の先生の授業より塾の先生の授業のほうが良かった」
という生徒さんの声を作為的に前面に打ち出すような記事も見かけました。

このように無駄に対立や比較をあおるような報じ方も健全ではありません。

私たちも「自分たちのほうが優れている」などと思いあがらず、
学校の先生方に敬意を持つことが大切です。

閑話休題、それでもこのような実践に踏み切ったのは、学校(教育委員会)に
「外部の力を積極的に使おう」という姿勢があったからではないでしょうか。

実際に近年では、公立校でも“教育のアウトソーシング”をするのは一般化してきました。

部活動の地域移行などはその最たる例でしょう。

自治体や学校から委託を受けた民間事業者が、
探究学習のコーディネーターを務める例も珍しくなくなりました。

そしてその原点になっているのは「子どもたちのためになるなら」という考え方です。

自分たちのプライドを守ることよりも、あくまで子どもの利益を優先すること、
教育の受益者は子どもたちであることを理解しているからだと思います。

塾も学校も関係なく、教育関係者が陥りがちなのが、「俺が育てた」という実感や、
子どもたちに「感謝されたい」という歪んだ承認欲求です。

「人間だもの」的な発想で解釈するなら気持ちは分からなくもないのですが、
やはり教育は、教育者が自分の自尊心を満たしたり、
尊敬されたり感謝されたりするためにやるものではないですよね。

これを塾業界に限定して考えてみましょう。

おそらく塾を経営している人の誰もが
「自分の塾こそ、子どもたちを最も幸せにできる!」という気概を持って
日々のお仕事に取り組んでおられると思います。

エゴとか思い上がりという意味ではなくて、あくまで心意気の問題です。

しかしそれが、他塾の批判という形で表れるのはあまり良くないことです。
それぞれの塾が、それぞれの正義や信じる教育のために日々頑張っているのですから。

また「自塾こそ子どもたちを救うにふさわしい」と過信し、
メサイアコンプレックス(※)に陥ってしまう人もいるようです。
(※)他者を助けることで自尊心を満たし、自己有用感を得ようとする心理

これらはいずれも、教育活動のベクトルがすべて自分に向いているんですよね。

自塾よりも他塾のほうがその生徒さんに向いていると思うとき、
臆せず他塾さんを勧める方も多いと思います。

それは「そのほうが、この子のためになるから」という、教育の本質をついた発想ですよね。

学校が塾講師の授業を取り入れるのも、同じ原理です。

つまり塾も、自己満足のために生徒さんを囲い込んだり、
かき集めたりするのは違うんじゃないかなと思うわけです。

もちろん塾は営利団体ですから、売上を無視しなさいという意味ではありません。

また「うちでは無理だから他塾へどうぞ」という話でもなく、
もしその子を幸せにする技量や環境が自塾に整っていないのであれば、
それを改善する成長意欲を持つことが王道なのではないかなと。

ビジネスの上ではライバルであっても、
根底では互いに「子どもたちのために」という気持ちを忘れないこと。

だから切磋琢磨して「より良い教育を届けるぞ」という矜持が持てるのだと思います。

2024年、改めて「子どもたちにとって最善は何か」という気持ちで
塾運営に取り組んでみませんか!

【今回のまとめ】
・教育の受益者は子どもたちである
・「子どもたちのために」という気持ちを忘れずに

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◆あとがき<年末年始は読書三昧>

年末は31日まで、年始は2日から教室開校していることもあり、
教室で過ごす時間が多いのが私の年末年始の特徴です。

この時期は仕事もしつつ、それがひと段落したら、
“積ん読”になっていた本を静かな環境で読めるので、とても心地良いですね。

今回は教育関連、経営関連、学習マンガなどの本を中心にインプットの時間に当てました。

昔読んだ本をもう一度読んで新しい気づきがあるなど、とても有意義な時間になっています。

インプットした分、しっかりアプトプットして、
みなさんのお役に立てるよう情報発信してまいります!

みなさまにとってすばらしい2024年になりますように。

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株式会社リアル・パートナーズ ~地域ナンバーワン個別指導塾を創るコンサルタント~

〒665-0881 兵庫県宝塚市山本東3-10-1-1F
【目指せ!地域ナンバーワン個別指導塾】発行者:安多 秀司

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