【リアル・パートナーズ】決めたルールでブレずに進む(新高3編)

┏━━━◆◇リアル・パートナーズ メールマガジンvol.771◇◆━━━━━┓

『目指せ!地域ナンバーワン個別指導塾』 毎週水曜日・金曜日発行
~2024.02.23~

当メルマガでは、あなたの塾が、
「地域ナンバーワン個別指導塾」になるヒントを毎週お届けします。
私の考える「地域ナンバーワン」とは、ズバリ「生徒が辞めない塾」です。
そして、そんな良い塾が増えること、あなたの塾がそうなることが私の願い。
机上論ではない、現場主義の実践的な情報をどんどんお届けしていきますので、
あなたの塾経営にぜひお役立てください。

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【ご質問・ご要望も大募集中!】

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【以前の記事はこちらから】
→(フルバージョン)  https://note.com/yasuta_rp
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【目次】

◇お知らせ
◆まえがき     『遅刻がちの生徒さん、退塾予備軍かも!?』
◆今回のテーマ  『決めたルールでブレずに進む(新高3編)』
◆あとがき     『送別会なのに同窓会?』

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◇お知らせ(1)<総合型選抜対策ができる塾になるためのセミナー開催!>

きたる3月31日(日)、4月21日(日)の2日間、
学校推薦型選抜・総合型選抜(旧称:大学推薦・AO入試)対策指導の先駆者である
株式会社Prima Pinguino代表取締役・藤岡慎二先生をお招きし、
対面セミナーを開催します!

会場は東京・品川駅前で両日とも16:30〜19:00です。

藤岡慎二先生は、自ら教育ベンチャー企業を経営しながら、
有名な島根県立隠岐島前高校の事例など、
全国の離島中山間地の小規模公立高校立て直し支援に大きく貢献。

さらに産業能率大学で教授を務めるなど、
パワフルに活躍する教育界きってのイノベーターです。

特に学校推薦型・総合型選抜においては、
かつて推薦・AOと呼ばれたその黎明期から早くも独自の指導論を確立。

そのメソッドは早慶など最難関レベルの大学に次々と合格者を送り出し、
大手予備校や全国の学校でも取り入れられています。

弊塾教室長も11年前、藤岡先生より徹底したマンツーマン研修を受け、
関関同立クラスの合格者が毎年出るようになりました。

以前は理解や認知がいまひとつで、学力がなくても合格できるだとか、
一芸入試の一種だといった誤解も多かった学校推薦型・総合型選抜ですが、
近年ではそのような偏見もずいぶん少なくなってきました。

学校推薦型・総合型選抜(旧AO)が市民権を得たお話は、
4年前のメルマガでもまとめていますので、ぜひ合わせてご覧ください。

<推薦・AOは邪道!?>
https://note.com/yasuta_rp/n/nfbd639458617

上記の過去記事でも触れていますが、今後の大学入試は、
人物評価も含めたAO入試タイプ(総合型)に比重がシフトしていく流れが止まりません。

国公立大学は、学校推薦型・総合型選抜での合格人数枠を増やしましたし、
私立大にいたっては実に6割前後もの受験生がこれらの入試で大学進学しています。

受験生目線で考えると、学科試験の対策しかできない塾と、
学校推薦型・総合型にも対応できる塾とでは、魅力度や安心感がまったく違いますよね。

言い換えれば、この時代にあって総合型選抜の対応もできないのは、
高等部(の塾)と名乗ることはできないのではないかとさえ思います。

そこで、藤岡先生による2時間半×2日のみっちり研修で、
総合型選抜に強くなっていきませんか。

2日間のセミナー内容は下記となります。

=====
● 3月31日開催内容・・・「志望理由書・自己PRの書き方」
● 4月21日開催内容・・・「ゼロから学ぶ総合型選抜の仕組みと生徒へのアプローチ法」
=====

3月31日のセミナーでは、書類作成で必要なポイントや添削方法、
生徒さんへのアプローチ方法などを、
4月21日のセミナーでは、ゼロから総合型選抜の仕組み学びます。

なお、当日、対面で参加できなかった方でも、アーカイブによる後日視聴が可能です。
貴塾内で共有することも可能ですので、社内研修にもお役立てください。

繰り返しになりますが、学校推薦型・総合型はもはや受験におけるスタンダードのひとつ。
学習塾として、その指導ノウハウをしっかりマスターしておきましょう!

なお、参加費用はそれぞれ19,800円(税込)です。
対面参加の場合1塾あたり2名まで参加可能です(3名以上はご相談ください)。

早期申し込み特典として、それぞれのセミナー費用を
「19,800円(税込)→16,500円(税込)」とさせていただきます(2月29日まで)。

総合型選抜対策ができるよう私たちがしっかり勉強し、
高校生から必要とされる高等部を作っていきましょう!

<志望理由書・自己PRの書き方セミナー>

■日 程  : 3月31日(日)16:30~19:00
■テーマ  : 志望理由書・自己PRの書き方
■会 場  : JR品川駅(東京)から徒歩5分(申込後にお伝えします)
■参加対象 : 塾関係者(塾長・教室長・社員・講師スタッフ)
■参加費用 : 1塾(2名まで)あたり19,800円(税込) → 2月29日までにお申し込みの場合16,500円(税込)
■定 員  : 10塾
■申 込  : https://beast-ex.jp/fx3926/AO
  ※アーカイブのみ(当日参加せず)の申込ももちろん可能です!

【特典】
・アーカイブで後日視聴が可能(4月22日まで)

<ゼロから学ぶ総合型選抜の仕組みと生徒へのアプローチ法>

■日 程  : 4月21日(日)16:30~19:00
■テーマ  : ゼロから学ぶ総合型選抜の仕組みと生徒へのアプローチ法
■会 場  : JR品川駅(東京)から徒歩5分(申込後にお伝えします)
■参加対象 : 塾関係者(塾長・教室長・社員・講師スタッフ)
■参加費用 : 1塾(2名まで)あたり19,800円(税込) → 2月29日までにお申し込みの場合16,500円(税込)
■定 員  : 10塾
■申 込  : https://beast-ex.jp/fx3926/AO
  ※アーカイブのみ(当日参加せず)の申込ももちろん可能です!

【特典】
・アーカイブで後日視聴が可能(5月13日まで)

【講師紹介】
◆藤岡慎二先生
株式会社PrimaPinguino 代表取締役
https://pripin.co.jp/
産業能率大学 経営学部 教授

予備校講師、教材開発、カリキュラム開発などを経て、
その経験を活かして「高校魅力化プロジェクト」を全国に広げる。
AO入試の可能性に早くから注目し、その指導を単なる受験対策に留めず、
ハイレベルな人材育成カリキュラムにまで高めた先駆者。
前例にとらわれて思考停止することを嫌う根っからのイノベーターで、
「改革を仕事にする」「自分の足元を世界の中心に」をモットーに、
荒波に最初に飛び込む「ファーストペンギン」を育てることに尽力。

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◆まえがき<遅刻がちの生徒さん、退塾予備軍かも!?>

こんにちは、リアル・パートナーズの安多です。

あなたの教室で、最近遅刻がちの生徒さんいませんか?
もしかすると、退塾の予兆行動かもしれませんので注意してください!

事情があっただけなら仕方ありませんが、
遅刻の増加はそのまま通塾や勉強へのモチベーション低下と見ることもできます。

また、遅刻だけでなく「最近ちょっとおかしいな……」と感じた生徒さんがいれば、
すぐさま1on1で面談を行いましょう。

もしくは、授業中に保護者さんに電話して
「最近のご様子はいかがですか?ちょっと気になりまして」と聞いてみましょう。

「やっぱり退塾になった。あの時こうどうしておけばよかった」と後悔しないように、
いますぐ行動に移しておくことが大切です。

塾運営はちょっとしたことの積み重ね。
しっかりアンテナを立てていきましょうね!

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◆今回のテーマ<決めたルールでブレずに進む(新高3編)>

今週末は国公立大学の入試ですね!

弊塾からも高3が受験すべく、明日それぞれの受験会場へ旅立ちます。
がんばれー!

一方で、高2(新高3)のことも忘れてはいけません。
今から1年間みっちりと勉強して「行きたい大学」へ進学してもらう必要があります。

そのために弊塾は、受験生に対しては色々とルールがある、厳しめの塾だと思います。

特に高3はルールでガチガチで固められていると言っても過言ではありません。
根性なしの私が生徒の立場であれば、厳しすぎて絶対に通いません(笑)。

例えば教室内は一切私語禁止、途中退室などは認めません。

強制自習もあり、3~4月は平日週3回、5~6月は平日週4回、
7月以降は平日週5回(毎日)となっており、例外はないです。

加えて、それらルールをまとめたものを誓約書にし、
納得してもらった上で生徒さんと保護者さんに署名してもらいます。

その誓約書が下記です。

=====
誓約書(高3)

[自習室ルール・禁止事項 一覧]※確認したらチェックしてください。
<自習室>
□自習室の私語は、休憩中も含め厳禁(一人で通塾している人に迷惑なので)
※21時40分以降は、教室内での私語を可能とする
□決められた週回数で自習にくること(7月は平日毎日、8月以降は平日毎日+土or日)
※但し、他塾や習い事がある場合は、考慮した上で自習回数を決定する
□17時35分までに通塾し(部活がある場合は終わり次第)、21時40分まで滞在すること
※但し、早朝学習や部活等で4・5時台に起床する場合、帰宅時間の相談は可能
□夏休み期間中は10時から通塾すること(学校の夏期補習がある場合は終わり次第)
□正当な理由なく、遅刻・欠席しないこと
□自習中の食事は禁止(食事は休憩時間中に。適度な水分補給は可)
□自習中に缶のプルタブを開けたり、缶のフタを開けたりしないこと
□自習中はスマートフォンや菓子類はカバンの中に入れること(ポケットの中も不可)
□入室後、買い出し等の途中退出は一切禁止(12:40~13:20は除く)
□自習中は無意味に立ち歩かないこと
□自習中、音楽を聴きながら勉強することは禁止する
□フォレストの時間割(75分自習・10分休憩)に合わせ自習を行うこと

<全般>
□単語テストを期日(毎週土曜日19時まで)までにこなすこと
□単語テストが追試の場合、日曜日の15時から追試を受けること
□欠席や遅刻、各種相談は、保護者を頼らずに自分で連絡すること
□トイレに携帯電話・スマートフォンを持っていかないこと
□トイレをきれいに使うこと(汚したら、清掃すること)
□自転車で通塾する場合、一番奥のスペースに駐輪すること
□自分がされて嫌なことはしないこと
□大学受験させてもらうことの感謝の気持ちを忘れず、努力を惜しまないこと
□無意味に遅刻しない
□社員・講師・保護者に対してウソをつかない
※1回でもウソをついた場合は、信頼関係の再構築は不可能と考え、即退塾となります

私(生徒)は、上記のルールを厳守した上で、覚悟を決め大学合格を目指します。
そのために絶えず努力することを誓います。
上記のルールに違反し、5回注意された場合は退塾になっても構いません。
2024年2月29日 生徒名(          )
             
私(保護者)は、上記のルールを理解した上で、大学受験に向けサポートすることを誓います。
上記のルールを子どもが5回違反した場合、退塾になっても構いません。
2024年2月29日 生徒名(          )

=====

いかがでしょうか?
みなさん、この誓約書はアリだと思われますか?

主体性が大事だと言われる今の時代に、ガチガチにルールで強制するわけですから、
時代錯誤だというご批判もあって当然と思います。

しかし、そうしたご意見もあることは重々承知したうえで、
こんな厳しい塾が1つぐらいあっても良いとも思っているんです。

むしろニッチな層に刺さるかもしれません。
特に保護者さんからは共感していただけるのか、(意外と?)受けが良かったりします。

なぜ、こんなガチガチのルールにしているかというと、
ガチガチのルール下で1年間頑張れば、飛躍的に学力はアップしますし、
比例して、行きたい大学(むしろそれ以上)に合格できる可能性もアップするからです。

実際に、そういった生徒さんをたくさん見てきました。

また生徒さんからも
「この環境だったからここまで伸びた。他の塾だったら絶対に合格できなかった」
といった声をいただくことも多いです。

弊塾に通った場合と他塾さんに通った場合とを比べるような
ABテストができるはずもありませんので、客観的な確証は持てませんが、
生徒さん自身がそう感じてくれているのであれば、やはりやる価値はあったと信じています。

塾として受験生を預かる以上、志望校に合格できる仕組みを作るのは当然で、
その一つがこれらの教室ルールだということです。

弊塾の特徴としては、誓約書を遵守するところですかね。

誓約書は法的にも立派な「契約」ですので、
契約違反が分かった時点で、どんな理由があっても退塾してもらいます。

実際、この10年ほどで数名の高3生に退塾してもらったことがありました。

せっかく縁あって入塾してくれた生徒さんなのですから、もちろん嬉しいはずはありません。

しかし、ここを曲げては塾としての根幹、アイデンティティが崩れてしまいます。
涙を飲んで、退塾を通告しました。

よくあるのが、ルールとして存在しているのに形骸化し、
誰も守らず、責任者も注意しないというケースです。

「自習室ではしゃべらない」というルールを決めている塾さんも多いですが、
本当に一言もしゃべらない環境が実現できている塾さんばかりではありません。

何となくなあなあになって「ちょっとくらいいいか」とか、
隠れてコソコソ喋っていたりするのであれば、ルールとして機能していないと言えます。

ルールが単なるお飾りになってしまっては、ルールとして意味がありません。

決めた以上は、多少の痛みを伴おうともルール通りに行うことが大切だと思います。

もちろん、高圧的に「有無を言わせない。黙って言うことをきけ!」というわけではありません。

高2の12月に行う面談で上述の誓約書を見せ、
「3月からはこの形になります。このルールで問題なければ私たちも全力でサポートするよ。
自分にはちょっと……と感じるのであれば、それは相性の問題だから仕方がないので、
他塾を検討してね」

と、意思決定はあくまで本人に委ねています。

大学受験の勉強をするのは本人です。

本人の決意がないまま(ルールに納得できていないまま)3月以降も通塾すると、
かなりの高確率でお互いが不幸になります。

決意して「自分はこの形で頑張りきる!」という生徒さんと、一緒に戦っていく考えです。

いかがでしたでしょうか。

塾さんによっていろいろな形やルールがあると思いますが、
それが惰性になっていないか、不要になっていないかなどは定期的に確認したいところです。

また、(中身にもよりますが)自身のこだわりを全面的に出すというのも、
尖っていて私はありだと思います。

振り切れるぐらいの尖り方は、塾としての魅力となり、強みにもなるはずです。

最終的に生徒さんが満足して通ってもらえて、結果が出せるのであれば、
どんな形でも正解なのだと思います。

あなたの塾ではどういったルールがありますか?
そのルールはきちんと守られていますか?

お忙しいとは思いますが、1度ゆっくり振り返る時間をとってみてください。

来年度につながるヒントが見えてくるかもしれませんよ!

【今回のまとめ】
・こだわりを貫いたら武器になる
・決めたルールは徹底する

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◆あとがき<送別会なのに同窓会?>

弊塾では3月上旬に、学生講師の送別会を行う予定です。

今年は2名が卒業し、めでたく新社会人となります。

4年間、フルで働き続けてくれました。
社会人になってもバリバリと頑張ってくれることでしょう。

2名とも元生徒ということもあり、寂しさもひとしおです。
1人は小4、もう1人は高1から通塾してくれていました。

そんな背景もあって、送別会には2人が生徒だったときに担当していた
OB講師も8名召喚しました(うち4名は、なんと東京から!)。

OBたちも、教え子が新社会人になる門出を祝いたいようで、快く参加してくれます。
その心意気が嬉しいですし、塾をやっていて良かったなとしみじみ感じます。

もはや同窓会の様相を呈してきた送別会、相当楽しくなりそうです!
お店も貸切にしていただいたので、どんちゃんやりましょうー!

私は翌日に名古屋で仕事なので、泥酔しすぎないように気をつけます(笑)。

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株式会社リアル・パートナーズ ~地域ナンバーワン個別指導塾を創るコンサルタント~

〒665-0881 兵庫県宝塚市山本東3-10-1-1F
【目指せ!地域ナンバーワン個別指導塾】発行者:安多 秀司

◇今回の「目指せ!地域ナンバーワン個別指導塾」はいかがでしたでしょうか?
ご意見・ご感想等、お気軽にお伝えください。→ info@r-partners.jp

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私も、少しでも多くの方に喜んでいただけるよう、頑張って参ります。

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